FOM、2010年新規参戦チームに補助金支給援助
FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表は、2010年から新規参戦するチームに対し、大きな経済的援助を行うことを明らかにした。
F1 機材 (C)McLaren Group
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別掲のように2010年にはF1参戦枠を最大13チーム26台にすることが明らかにされているが、この中の新規参戦チームに対し、1千万ドル(約9億6千万円)の資金援助、さらに2台分のシャシーとこれに伴う100トンまでの機材の運搬費用をFOMが援助するというもの。
これを受けるためには、新規チームはあらかじめF1に参戦するだけの能力や設備等があることを証明しなければならないとしているものの、これまで行ってきた新規参戦チームに対するさまざまな『仕打ち』から比べれば、天と地ほどの違いがありそうだ。
2006年に新規参戦を果たした『スーパー・アグリ・F1』などは、当時の内規『12チーム以内』であったにもかかわらず、逆にFIAに対して総額4,800万ドル(当時約56億円)もの保証金の預託が要求された上に、マシンや機材を運ぶ専用機による運搬ももちろん許されなかったというイジメに遭った歴史がある。
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