FIA&FOTA合意に至らず、F1分裂の怖れ
Monaco GP Image (C)Williams F1
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22日(金)夕方、モナコGPが行われているモンテカルロにあるACM(モナコ自動車クラブ)で、2010年のレギュレーションについて会合の場を持ったFIA(国際自動車連盟)とF1チームの集まりであるFOTAだったが、結局合意は得られなかった模様だ。
両者共に結果について公式発表していないものの、3時間にも及ぶ会議を終えて出てきたFOTAのルカ・モンテツェモロ代表は、「会議は建設的なものだったが、今後まだ多くの協議が必要となった」と、事態が解決には至らなかったことを示唆した。
FOTAはまた23日(土)にもさらにミーティングを行い、その後再びマックス・モズレー会長と協議の場を持つ可能性を示している。
しかしもしこのまま決裂が続いた場合、フェラーリ、トヨタ、ルノー、そしてレッドブルらはすでに2010年のF1に参加しない姿勢をみせていて、最悪の場合F1が分裂する怖れを残したままだ。
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