FIA、来シーズンからF1マシン最低重量見直しも
FIA(国際自動車連盟)はF1マシンの最低重量について、来シーズンからこれを見直す方針を明らかにしている。
F1マシンは現在最低重量が605キロ以上(公式予選時、ドライバー&ヘルメット含む)に定められていて、実際にはこれより軽くマシンが作られていて、足りない分はバラストを積んで調整しているのが実情。
体重測定シーン (C)RedBull Racing
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しかし今シーズンは新たに「KERS」(Kinetic Energy Recovery System:運動エネルギー回収システム)を搭載したことにより、例えばロバート・クビサ(BMWザウバー)のような大柄のドライバーにとっては重量面で著しい不利が生じると指摘されていたもの。
2010年、FIAはこれを15キロ増やして620キロにしようというものだ。
なお身長184cm、公称78キロあったとされるクビサは、2006年ハンガリーGPのレース後、計量で逆に2キロ足りずに失格、デビュー戦での7位入賞を逸したというエピソードを持つ。
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