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2009/05/07

FIAの分断工作(?)で、F1チーム間に対立も

FIA(国際自動車連盟)が先に示したチーム予算制限案は、制限を受け入れるチームにはマシン規則で大幅に優遇する一方、これに同意しないチームにはマシン規則に厳しい制限を設けるという2段構えとも言うべきもの。
Image (C)Panasonic Toyota Racing
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これに対しフェラーリ・チームはすでに強く反対する意向を明らかにしているが、これに今度はBMWザウバーの母体であるBMWも同調する姿勢を明らかにした。
同チームのマリオ・タイセン代表は、「削減は止むを得ないとしても、これは数年掛けて徐々に進めるべきもの。いきなり3分の一に減額などというのは現実的でない」と、非難している。

一方、ウィリアムズやブラウンGPなどのプライベート・チームらは、概ねFIA案に同調するものとみられ、今後の展開次第ではFOTA内部でメーカー系とプライベート系との間で対立が深まりかねない状況だ。

FIAは、予算制限を受け入れたチームには風洞やオフ・テストが自由に行える他、マシン自体も可動式の前後ウイングの採用や無制限のエンジン回転数を許すなど、まるで異なる2つのシリーズが同居する極端な優遇策を呈示している。
こうした裏には、F1を自動車メーカー主導のものからFIA主導に取り戻したいという「策略」も見え隠れしていそうだ。

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