レッドブル・グループもFIAのコスト削減案に反旗
先にFIA(国際自動車連盟)が示した2010年シーズンに向けてのF1チーム予算制限などのコスト削減案に対しては、すでにフェラーリやトヨタなどメーカー系チームから強い反発を受けているが、今度はさらにレッドブル・グループからも異論が聞こえてきた。
D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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FIAの案は、事実上2つの異なったシリーズが同居するようなもので、ルール敵にはプライベート・チーム優位と受け詰められるものだが、今回一応プライベート・チームの雄とされるレッドブル・グループまでが反対の姿勢を示したことで事情は大きく変化しそうだ。
グループの本拠オーストリアの『ザルツブルガー・ナハリヒテン』紙によれば、ディートリッヒ・マテシス/オーナーは「FIAの示した条件なら、来年のグリッドにウチのマシンは並ばないだろう」と言明、このままではウィリアムズやフォース・インディア、そしてブラウンGP辺りしか継続参戦するチームはなくなるとの悲観的な見方を示した。
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