モナコ王室、「フェラーリなしのF1考えられない」
1980 Monaco GP (C)Williams F1
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モナコGPといえば、昔からモナコ王室との密接な関わりが象徴的なグランプリだが、そのアルベルト王子は「フェラーリやルノーなしのF1は考えられない」と、現在のF1危機に深い憂慮の気持ちを表した。
これは英『BBC』の取材に答えたもので、「いまのF1がたいへん厳しい問題にさらされているのはよく理解しているが、F1からフェラーリやルノーが離脱するというのは考えられないことだ。
私はなんとかみんなで解決の方法を見出して欲しいと願っている。
また世界的な経済不況の襲来はこのモナコでも例外ではなく、開催に影響を及ぼし始めている。
しかしモナコ王室はモナコGP存続のためにあらゆる努力を惜しまないだろう。
モナコGPはそれ自体、このスポーツの歴史の一部なのだから」と、王子は語っている。
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