BMWザウバー、トルコGPから改良KERSを再投入
BMWザウバー・チームは、改良された「KERS」(運動エネルギー回収システム)装置を次々戦トルコGP(6月7日決勝)から再投入する方針を明らかにした。
Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1
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今シーズンからF1に導入されたKERSを率先して導入してきた同チームは、今季開幕戦からハイドフェルドのマシンに搭載、クビサのマシンでも試したものの対応に苦慮、前戦スペインGPではついに2台共に同装置を取り外して臨むという苦しい判断を強いられていた。
同チームのマリオ・タイセン代表は、「スペインではエアロダイナミックスの改善を優先されたため、一時的にKERSを取り外す決断をした。
2つの大きな変更を同時にトライするというのはリスクが大きすぎるからね。
次のモナコでは当初から搭載しない考えでいたので、その次のイスタンブールで再びKERSを搭載することになるだろう」と、語っている。
タイトなコーナーが続くモンテカルロのコースではあまりKERSの効果はみられないと推定されている。
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