BMWザウバー、スペインGPからKERS搭載を断念
いよいよ今週から始まるF1のヨーロッパ・ラウンドで、BMWザウバー・チームは「KERS」(運動エネルギー回収システム)を搭載しないことがわかった。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
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これは英『オートスポーツ』が報じたもので、それによれば同チームは少なくとも今週のスペインGPと24日(日)決勝のモナコGPの2戦、開発中のKERSの搭載を断念、エアロダイナミックスなど他のアップグレードで優先されるというもの。
大手自動車メーカーとしての自負から、これまでF1マシンにおけるKERSの開発・搭載を率先して推進してきた立場のBMWだが、昨年の3位からさらなる飛躍を期した今シーズン、開幕から苦戦を強いられているのが実情。
止むを得ない現場の判断が優先された模様だ。
注目のスペインGPは8日(金)から開幕する。
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