ローラ、2010年F1復帰に向け動き出す
先月、2010年シーズンからのF1復帰に向け関心をみせていた英国コンストラクターの名門『ローラ』社が、計画の実現に具体的に動き出したことがわかった。
鈴木 亜久里/ローラ (C)Super Aguri F1
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同社はすでにマシン開発など具体的なプロジェクトの進展に手をつけていて、エントリーの締め切りとされる5月29日までにFIA(国際自動車連盟)に手続きを進めるとしている。
過去にF1参戦の歴史を持ち、現在も有数のレーシングカー・コンストラクターであるローラ社のエントリーは、他の候補にとっては脅威の存在になりそうだ。
同社が最初にF1フィールドに現れたのは1963年のことで、当時はクライマックス・エンジンを搭載、以来数次に渡る参戦を繰り返し、最後はフォード・エンジンを搭載した1997年のオーストリアGPを舞台にF1からは撤退していた。
最高位はいずれもジョン・サーティーズを擁した1962年の予選1位、決勝2位で、このマシンは後にホンダF1の母体になったと言われている。
またランボルギーニ・エンジンを搭載した1990年の日本GPでは鈴木亜久里氏が3位入賞を果たした。
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