盟友ロリー・バーン、「R.ブラウンは誤っている」
かつてフェラーリ・チーム時代、共に黄金時代を築いた仲であるロス・ブラウン(ブラウンGP)氏について、現在もフェラーリでデザイン・コンサルタントを務めるロリー・バーン氏は「ブラウンの解釈は誤っている」と指摘、渦中のディフューザーがレギュレーションに反しているとの立場をイタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙で強調した。
Image (C)Brawn GP F1 Team
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「ブラウンをはじめ、トヨタやウィリアムズなどが採用したディフューザー処理の手法は、レギュレーションの理解を誤ったものだ。
個人的には、彼とは長い間一緒に仕事をした仲で、いまもいい友人であることに変わりはないが、しかしこの件は別だ。
私はフェラーリにいる人間であって、FIA(国際自動車連盟)の会議ではブラウンの誤りに対しては強く主張するつもりだよ。
なぜなら、われわれはプロフェッショナルなんだからね」
上記3チームのディフューザーに対しては、フェラーリやルノー、レッドブル、そしてBMWザウバーなどが揃って反発・抗議しているとされるが、しかしその一方でトヨタらの事前の打診に対しFIAはこれを合法と認めたとも伝えられていて、先行きは不透明だ。
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