違法(?)のディフューザー、結局『流れ』に
フェラーリとレッドブル、そしてBMWザウバーの3チームは、トヨタ&ブラウンGPと共にウィリアムズのマシンのディフューザーについてこれが違法であるとの抗議をFIA(国際自動車連盟)の国際控訴審に提出しているが、結論が出されるのは第2戦マレーシアGP後となるため、これまで採用していなかったチームの中にもこれに追随する動きが加速しそうだ。
Williams Toyota FW31 (C)Williams F1
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それはマクラーレン、フェラーリ、BMWザウバーなどとみられ、そのための改修費は10億円以上にもなるとの指摘もあるが、これらのチーム関係者はいずれも「結論が出るまで手をこまねいていられないし、万一合法と判断された場合に出遅れることも許されない」と危機感を募らせている。
レッドブル・レーシングも同様の事情だが、同チームのマシンはリヤ・サスペンションが他とは異なりプルロッドを採用しているとされることからとりわけ大改修になることが必至とみられている。
開幕戦では、違法と指摘された3チームのマシンが各セッションでいずれも上位に位置していて、その優位性が如実に示される形となっていた。
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