ロス・ブラウン代表、「ホンダは落胆している」
2008年シーズン終了後、突然F1からの撤退を発表したホンダが、現在のブラウンGPの快進撃を受け落胆しているこをロス・ブラウン代表が明らかにした。
Ross Brawn (C)Brawn GP F1
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これは同氏がアメリカの総合情報サービス会社である『ブルームバーグ』で語ったもの。
その中でこのイギリス人は、「私はこれまでホンダの多くの主要メンバーから連絡をもらっているが、彼らはこうしてわれわれが活躍していることについていずれも非常に残念がっていた。
なにしろホンダはこの2年間に渡る失望させられるシーズンを送ったあと、2009年シーズンに賭けていまの『BGP001』を開発、実に数百万ドル(数億円)もの資金を投じて来たんだからね。
それが手放したあとこうして開幕から勝ち続けているのだから、彼らの無念はわかる。
しかし、ホンダは純粋にビジネスの問題としてこの決断をしたんだから」と、冷静に語っている。
ホンダは1992年にもF1から離れているが、この時は『休止』という表現だったのに対し、今回ホンダ技研の福井威夫社長は『撤退』と説明、F1からの完全な訣別を表明している。
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