エクレストン氏、「マクラーレンには厳罰の可能性」
スチュワードに虚偽の証言を行って欺いたとされるマクラーレン・チームへのWMSC(世界モータースポーツ評議会)の聴取は、第4戦バーレーンGP後の4月29日(水)に行われるが、これについての状況は日に日に悪化しつつあるようだ。
McLaren MP4-22 Nose (C)McLaren Group
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F1に大きな影響力を持つバーニー・エクレストン氏は、この件について次のような見解をドイツの『エキスプレス』紙に語っている。
「処分については相当重いものが科せられる可能性がある。
最悪、F1からの追放だってあると思っているよ。
今回の問題が深刻なのは、故意にスチュワードを欺こうとしてドライバーにウソの証言までさせていることだ。
つまり、これは詐欺にも値する行為なんだからね。
加えて、このチームはついこの間もスパイ問題で厳罰を加えられたばかりじゃないか。
同じ顔ぶれがまた同じ法廷に戻ってくるなんて、決して褒められたものじゃない。
F1にとっても恥さらしというものさ」
2007年、マクラーレン・チームは全てのコンストラクターズ・ポイント剥奪に加え、1億ドル(当時約115億円)という巨額の罰金という処分を科せられている。
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