フェラーリ首脳、「今回も手ぶらで帰る……」
公式予選に続き、決勝レースでも明らかに作戦ミスと思われる判断の誤りでレースを失ったフェラーリ・チームでは、レースを指揮したステファーノ・ドメニカリ代表が「今回も手ぶらでサーキットから帰るよ」と、力ない軽口で肩を落とした。
Malaysia GP Image (C)Ferrari S.p.A
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「ライコネンの最初のピットインの際の判断ミスがすべてだった。
われわれはあの時、すぐに豪雨が襲ってくるものと確信したのだが、現実はそうではなかったということ。
2戦連続でノーポイントというのはもちろん事前に予想していたものではない。
しかし、これでパニックになる必要はないし、また次のレースに向け冷静に反省すべきところは反省して臨みたい」と、ドメニカリ氏。
ライコネンは「開幕のメルボルンでは僕が判断ミスをしたけれど、今回はチームがミスをしたということさ。
そりゃあこの結果は非常に残念なものだけど、でもまだシーズンは始まったばかり」と、控え目に語っている。
一方、予選で作戦ミスからQ1で敗退となったマッサは、「これで周囲はいろいろと賑やかになるんだろうけれど、でも僕たちが突然愚かになった訳じゃない。
たまたま不運がつながっただけさ」と、語っている。
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