マレーシアGP、20台中18台がエンジン交換していた
今シーズン、F1のエンジンは年間8基までとされていて、昨年とは異なりこの範囲内であればいつ交換してもペナルティを受けないが、今回のマレーシアGPでは実に全20台中18台のマシンがエンジン交換していたことがわかった。
Mercedes Engine (C)McLaren Group
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開幕戦のメルボルンと異なり、マレーシアGPが行われたセパンは高温でエンジンに負担が掛かるコースであるため、各チーム共に慎重を期した模様で、いずれも2日目の公式予選前に交換されている。
今回エンジンを交換せず、オーストラリアGPの時のエンジンをそのまま使ったのはマクラーレン・チームの2台だけ。
このうち開幕戦で序盤にリタイヤを喫したコバライネンのほうはともかく、レースを完走したハミルトンのエンジンもそのまま使ったというのは驚きだ。
なお、今シーズンはいったん下ろしたエンジンをシーズン中に再び使うことも可能。
ただし9基目のエンジンを投入下時点でグリッド10番降格のペナルティが科せられることになる。
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