レッドブル、モナコGPまで改良ディフューザー投入なし
大型ディフューザー(Wデッカー)なしのマシンで、唯一ブラウンGPの連勝を食い止めたレッドブル・レーシングの『RB5』だが、こちらの改良ディフューザー投入はまだ先のことになるようだ。
Redbull Racing『RB5』(C)Redbull Racing
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これは同マシンの開発を指揮したエイドリアン・ニューイ氏が明らかにしたもので、それによれば同チームの改良ディフューザー投入は早くても第6戦モナコGP(5月24日決勝)以降になるだろうとのこと。
中国GPでの1-2勝利を受け、同チームではクリスチャン・ホーナー代表が「改良ディフューザーなしでもブラウンGPより速かったのだから、投入されればすごいことになる」との楽観的な見通しを語っているが、実際には『RB5』のリヤ・サスペンションが他チームとは異なりプルロッド・システムを採用していることから、ディフューザーへの対応が困難という裏事情があるようだ。
ただし、ニューイ氏はディフューザーに留まらないさらなる大規模な改善計画が『RB5』にはあると意欲をみせている。
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