« フォース・インディア、セナの起用に前向き姿勢 | トップページ | 違法(?)のディフューザー、結局『流れ』に »

2009/04/02

トヨタ 豪GPペナルティに対する控訴断念

1日(水)、トヨタ・チームの母体であるTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)は開幕戦オーストラリアGPのレース後審査委員会から下されたヤルノ・トゥルーリに対するペナルティについて、これまでみせていた抗議する姿勢を一転、控訴を断念することを明らかにした。

結果的に25秒加算とされた今回のペナルティは、本来ドライブスルー・ペナルティーとして科せられるものだったことから、レギュレーション上抗議が受け付けられないことになっているためとみられる。

以下はTMGのリリース。

トヨタモータースポーツ
F1オーストラリアGP大会審査委員会の決定に関する声明

トヨタモータースポーツは、F1オーストラリアGP大会審査委員会からレース終了後ヤルノ・トゥルーリに課せられた25秒のペナルティーの決定に対し、当日、控訴の意思を表明しました。

この行動は、控訴の手続きをする権利を守り、起きたこと関して全ての事実を詳細まで、熟考する時間を確保する為のものでした。

最近の国際控訴裁判所の判例やスポーティング規則を参照した結果、スポーティング規則152条第5段落152条(下記)に規定されているように、手続きの段階で、どんな控訴も却下されると考えられます。

「ドライブスルーやピットレーンでの停止のペナルティーについては、国際自動車連盟選手権の規則で定義されたペナルティーと同じく、控訴はできない」

この規定を踏まえ、トヨタモータースポーツとしては、控訴手続きを進めても何の恩恵も得ないであろうとの結論に至りました。

|

« フォース・インディア、セナの起用に前向き姿勢 | トップページ | 違法(?)のディフューザー、結局『流れ』に »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: トヨタ 豪GPペナルティに対する控訴断念:

» F1(4681) 盗用多、 ペナルティ受入れ! [戀は糸しい糸しいと言う心]
    トヨタ、オーストラリアGPでヤルノ・トゥルーリが科せられた  ペナルティ [続きを読む]

受信: 2009/04/02 06:08

» TOYOTAがヤルノのペナルティを受け入れたが、再審議になるかも? [F1 2009]
開幕戦のヤルノへのペナルティに対し当初は、控訴の動きを見せていたTOYOTAだったが、 最近の国際控訴裁判所の判例やスポ [続きを読む]

受信: 2009/04/02 21:05

» ヤルノ3位に返り咲く [F1 2009]
どうやら 再審議の結果が出たようだ 再審議の結果 ヤルノが3位に返り咲き 虚偽の証言をした ハミルトンは、除外された こ [続きを読む]

受信: 2009/04/02 21:15

» f1 ブラウン [やさしい主要業界ニュース速報!]
ポイント最大4倍60%OFF皮脂・汗を防ぎ美しい肌を持続させるランコム マキリキッドUV パーフェクト フォーエバー 30ml SPF15 PA++商品価格:2,079円レビュー平均:4.23 F1界でのフェラーリの権力F1界でのフェラーリの権力フェラーリの訴えによりマクラーレンのコンストラクターズポイントがスパイ行為のペナルティで剥奪されました。スパイ行為とは言うものの、フランク・ウィリアムズなども言っているように他チームのエンジニアをマシンの設計ノウハウなどの知的財産ごと大金で引き抜くのは... [続きを読む]

受信: 2009/04/07 12:09

« フォース・インディア、セナの起用に前向き姿勢 | トップページ | 違法(?)のディフューザー、結局『流れ』に »