FOTA、あらためてポイントでの王者決定を主張
F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)が、1日(水)あらためてポイント・システムによるシリーズ・チャンピオンの決定継続を主張する声明を明らかにした。
1985 Europe GP (C)Williams F1
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FIA(国際自動車連盟)は今シーズン開幕前、これまでのようなポイントの多寡ではなく優勝した回数でチャンピオンを決める、いわゆるメダルシステムの導入を図ったが、FOTAの反発によりいったん断念に追い込まれていた。
しかし2010年シーズンには再びこれを導入する構えをみせていて、チーム側からは警戒の動きがみられているもの。
FOTAが考えているのは、現行のように勝者のメリットが少ない『10-8-6-5-4-3-2-1』から『12-9-7-5-4-3-2-1』へと拡大するものだが、FIAによる案はポイントには関係なく勝利したレースの数だけで決定するというもの。
(なお2008年シーズンに当てはめた場合、いずれの案でもチャンピオンはフェリッペ・マッサのものになる計算)
実際にレギュレーションを変更するには両者の合意が必要で、今後の話し合いの進展に注目が集まる。
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