現行ポイント・システム継続に落胆の声も
大山鳴動したF1ポイント・システムの改革は、結局何ら変更がないままにシーズンを迎えることになったが、これについてフィンランドの『ツルンサノマット』紙は、落胆したと伝えている。
K.Raikkonen&F.Alonso (C)Ferrari S.p.A
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フィンランドからは現在マクラーレンにヘイキ・コバライネン、フェラーリにキミ・ライコネンといずれもタイトルを狙えるチームに二人のドライバーを擁しているが、とりわけライコネンについて同選手のマネージャーであるスティーブ・ロバートソン氏は次のように指摘している。
「現在のポイント・システムでは、レースに勝つことよりもコンスタントに入賞してポイントを重ねることが求められている。
しかしこれではライコネンのような『レースに勝つために走る』ドライバーには、不利になるケースが多い。
FOTAが提案したように勝者がより優遇されるものになれば好ましいと考えていたが、今回の決定はとても残念に思う」
そのライコネンには、2008年以降モチベーションの低下を心配する声もあり、今回の件が今シーズンの戦いに影響しないか、チーム首脳も気に掛けているということだ。
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