スピンの中嶋一貴(ウィリアムズ)、「僕のミス」
オーストラリアGP決勝レースでクラッシュ・リタイヤしたウィリアムズ・チームの中嶋一貴は次のように悔やんだ。
中嶋 一貴 (C)Williams F1
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「それまでは順調だったんだけれど、17周目4コーナーでワイドにはらんで縁石に乗った瞬間にクルマの挙動を突然乱してしまった。
その後メディカルセンターで検査を受けて、身体に何の問題はないことが確認されたけれど、このリタイヤはほんとうに残念でチームにも迷惑を掛けた。
ただ、僕たちのマシンはいいペースで燃費も良かったので、次のマレーシアでこれを活かしたい」と、中嶋一貴。
11番スタートながらオープニングラップから順調に順位を上げ当時4位という好ポジションを走行していた17周目、中嶋は4コーナー出口のアウト側縁石部分に乗りコントロールを失ってウォールにクラッシュ、早々にレースを終える結果となった。
当時中嶋は5番手からスタートしたチームメイトのロズベルグよりも前を走っていて、ほぼ同じようなポジションで争っていたブラウンGPのバリチェッロが最終的に2位表彰台を獲得したことを考えるとなんとも悔やまれるアクシデントだった。
同チームのサム・マイケル/テクニカル・ディレクターは「今日は確かにドライバーのミスもあったけれど、われわれもチームとしてあまりに多くのミスを繰り返した。
次のマレーシアGPではもっと良い仕事をしなくてはならない。
それは別としてバトンと、ブラウンGPの素晴らしい結果にお祝いを言いたい」と、語っている。
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