エクレストン氏、ドニントン工事のペースに苛立ち
伝統のイギリスGPは2010年シーズンからドニントンパークでの開催に変更されることがほぼ決まっているが、これをリードしたFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏は、改修工事のペースが遅いことに苛立ちを隠せないでいるようだ。
Donington Park F1 (C)Donington Park Circuit
拡大します
このF1総帥は「彼らは最新のF1レベルに合わせるべく、とてもいい仕事をしているよ」としながらも、「しかし工事のペースはわれわれが期待したものよりも遅い。
私は少なくとも夏頃までには完成させるように求めているのだが」と、納得していないところを英『ガーディアン』紙に語っている。
しかしこれについてイギリスを代表する元チャンピオンのジャッキー・スチュワート氏は「彼がほんとうにF1を愛しているのなら、イギリスGPが消滅することを望んではいないだろう。
ドニントンパークが間に合わなければ、これまでのようなシルバーストーンでの開催に戻すことを受け入れるべきだ」と、指摘している。
ドニントンパークでは、過去1993年に一度だけヨーロッパGPの名称でF1が開催されたことがある。
(ポールポジションはアラン・プロスト、勝者はアイルトン・セナだった)
| 固定リンク
最近のコメント