ハミルトン(マクラーレン)、ついにGPDAに加入
F1チャンピオンという立場でありながら、F1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)に加入せず、一部ドライバーから批判を受けていたマクラーレン・チームのルイス・ハミルトン(23歳:イギリス)が、2009年の開幕戦を前にやっとメンバーの一員に加わったことがわかった。
2008 F1 Drivers (C)Ex.Super Aguri F1
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これは、メルボルンのパドックに現れたハミルトン自身がメディアに語ったもので、チームメイト(リザーブドライバー)でもあるペドロ・デ・ラ・ロサから勧誘されて話し合った結果、加入することにしたものという。
「F1に入って3年目のシーズンを迎え、やっとF1ドライバーの一人として責任を負う準備が出来たから」と、ハミルトンは語った。
なおもう一人、チャンピオンでありながら同じく加入していないキミ・ライコネン(フェラーリ)のほうはまだ動きがないようだ。
F1における『選手会』とも言えるGPDAが成立したのは1961年のことで、スターリング・モスが初代会長に就任したが、その後活動は低下、大きな注目を集めたのは1994年、サンマリノグランプリにおいてローランド・ラッツェンバーガー、さらにアイルトン・セナが事故死したことを受け、とりわけ安全面について独自の活動をしたことから。
モナコに本部を置いている。
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