バリチェッロもブラウンGP『001』の戦闘力に大満足
2009年の参戦すら危ぶまれたブラウンGP(旧ホンダ・チーム)が、連日のトップタイム記録でバルセロナ合同テストの話題を一新に集めている。
Rubens Barrichello (C)Brawn GP F1 Team
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先週シルバーストーンでシェイクダウンを果たしたばかりの『BGP001』は、今回のテスト初日にはバトンが4番手、2日目バリチェッロが3番手とまずまずの出だしをみせると、3日目にはバトンがトップタイムを記録して関係者の注目を集め、さらに最終日には再びバリチェッロがトップタイムで締めくくって衝撃を与えたもの。
その間、タイムは次々と更新される迫力あるものだった。
テストを終えたバリチェッロは、「知られているように、これまでは参戦できるかどうかさえわからない状況だったけれど、いまの気分は実に晴れやかなものだよ。
チームはこの困難な状況で、全員がメルボルンのグリッドに並ぶべく全力を尽くしてきたんだ。
今日のタイムはそのメルボルンでの予選を意識してトライしたものだけれど、そればかりでなく本番のシミュレーションでもマシンには信頼性があるところが確認できた。
今はもう最高の気分で次のヘレスに赴くことができるね」と、語っている。
マシンはこのあと来週同じスペインのヘレス・サーキットで最終テストを詰めたあと、いよいよ開幕戦のオーストラリアGPへと臨むことになる。
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