FOTA反発、「FIAのルール変更は急すぎる」
F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、先週FIAのWMSC(世界モータースポーツ評議会)が明らかにした2009年のF1レギュレーション変更について、「決定が急すぎるし、その正当性を疑う」と手順についても反発の姿勢を示している。
Formula One Teams' Association (C)FOTA
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それによれば、「WMSCが提案したレギュレーションの変更は、F1スポーティングレギュレーション付則5、およびFIA国際競技規則第199条に規定されている変更手順に沿っていない」という。
つまり、こうしたルールの変更には2009年シーズンに参戦するすべてのチームの同意が必要であって、事実上開幕までもう2週間を切った今の時期の変更は遅すぎるという主張だ。
いったんは協調体制にあったFIAとFOTAだが、ここでまた対立することになると再びF1の将来が危ういものになりかねない状況だ。
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