渦中のディフューザー、FIAから『お墨付き』
シーズン前のテスト段階からその合法性が問題となっていたトヨタ、ウィリアムズ、そしてブラウンGPら3チームのマシンのディフューザーについて、FIA(国際自動車連盟)はフェラーリ。ルノー、そしてレッドブルの3チームから26日(木)オーストラリアGPの審査委員会に正式に抗議が提出されたことを認めた。
これを受けた同審査委員会は26日深夜まで違法性について審査した結果、これを合法と認めるという見解を明らかにした。
これにより、混乱も予想された開幕戦オーストラリアGPは無事進行することが期待されるが、一方でチーム間に亀裂が走ったとの見方もあり、今後の展開を憂慮する向きもある。
Toyota TF109 (C)Panasonic Toyota Racing
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なお、トヨタ・チームの母体であるTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)はこの決定を受け、「レーススチュワードの決定はうれしいものであるが、これ以上のコメントは差し控えたい。
今週末は、たいへんエキサイティングなオーストラリアグランプリになるに違いない。
金曜日第1回の練習走行での競争が始まることを楽しみにしている」との、山科忠代表の控え目なコメントを明らかにしている。
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