トヨタ ヘレス・テスト5日目の模様(3/05)
F1ヘレス合同テスト終了
パナソニック・トヨタ・レーシングは5日、スペインのヘレスでの、5日間にわたる合同テストを他の5チームとともに終えた。
同チームは当日、2010年のブリヂストンの新しいスリックタイヤを試した。
午前中は雨だったが、昼12時半までにはドライコンディションになり、TF109は走行を開始。
ヤルノ・トゥルーリがステアリングを握り、来年のシーズンに向け、データを収集した。
走行途中で縁石に乗り上げ、フロントウィングにダメージを受けたため、予定よりテストを早く切り上げた。
2009年F1シーズン前の最後のテストは、9日の来週月曜日よりバルセロナで行う。
ヤルノ・トゥルーリ:TF109-03
ベストラップ:1分23秒119 順位:6位 周回数:38
「短いテストだった。
午前中は何もできなかったが、午後、来年のブリヂストンのスリックタイヤを試すことができた。
風が相変わらず強く、難しいコンディションだった。
走行中、縁石に乗り上げ、フロントウィングにダメージを受けた。
それでも、距離を少し伸ばし、今後のためのデータをとることができた。
開幕に向け、順調なテストで、自信を深めた」
Gerd Pfeiffer (C)Panasonic Toyota Racing
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ゲルト・プァイファー:テスト・チーフ・マネジャー
「午前中、来年のブリヂストンのスリックタイヤをテストする予定だったが、ウェット
コンディションだったので中止した。
しかし、昼過ぎまでにはサーキットが乾き、少し走ることができたので、タイヤウォーマーが禁止される来シーズンを見据えたタイヤの比較テストを実施できた。
概して、ヘレスのテストはうまく行った。
チームは信頼性が高く、順調にきている。
来週月曜に始まる、シーズン前最後のバルセロナテストが楽しみだ」
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