トヨタ バルセロナ・テスト1日目の模様(3/09)
バルセロナにてF1開幕前最後の合同テスト開始
パナソニック・トヨタ・レーシングの新型車TF109は9日、スペイン・バルセロナの
カタルニア・サーキットで走行、開幕戦に向けた最後のF1合同テスト(全10チーム
参加)を開始した。
早朝のにわか雨で、テスト前のサーキットは部分的にウェットコンディション。
しかしその後雨は降らず、気温は低かったものの、路面はすぐにドライに。
TF109のステアリングを握ったヤルノ・トゥルーリは、空力、ブレーキ、セットアップなどプログラムをこなし、順調に100周以上を走り込んだ。
10日も、トゥルーリが担当する。
ヤルノ・トゥルーリ:TF109-04
ベストラップ:1分20秒937 (トップとの差 +0秒599)
順位:3位 周回数:121
「朝の霧雨はすぐに止み、いいテストができた。
午後は風が出たが、サーキットの状態は良好だった。
車はスタートからバランスが良く、空力に関して新しいことをいくつか試し、いい結果を得た。
競争力を発揮しながら、たくさんのデータを収集でき、初日には満足している」
Dieter Gass (C)Panasonic Toyota Racing
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ディーター・ガス:レース&テスト・チーフ・エンジニア
「新しい空力パーツを中心に、ブレーキやサスペンションなど、いろいろなテストをした。
盛りだくさんのプログラムだったが、技術的な問題も出ず、サーキットのコンディションも良かったので、予定したものをすべてこなした。
今週は、メルボルンでの開幕戦に向けた最後のテストだが、初日の今日は周回を数多く重ねられ、いいスタートを切った」
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