トヨタ ヘレス・テスト1日目の模様(3/01)
ヘレスでF1合同テスト開始
パナソニック・トヨタ・レーシングは1日、スペインのへレスで、5日間に渡るテスト走行の初日を迎えた。
TF109のステアリングを握った小林可夢偉は、空力評価の作業をこなした。
同チームを含む8チームが参加した今回のテストは、これから先の1週間、不安定な天候が予測されるが、この日はおおむね快適で、午前中は曇っていたもののドライ。
午後早い時間のにわか雨にも、順調にテストを実施。
2日はティモ・グロックが走る。
小林 可夢偉 (C)Panasonic Toyota Racing
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小林可夢偉:TF109-03
ベストラップ:1分20秒699 順位:3位 周回数:79
「ドライコンディションでのTF109の運転は、今日が初めてだった。
最初から、車の調子は良く、すぐに空力のテストをすることができた。昨年より、さらに良くなっている。
午後、にかわ雨が降ったが、作業を続けることができ、今日はいいテストだった」
パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「前回のバーレーンに比べると、かなり条件が違った。
ここは、典型的なヨーロッパの冬だ。
より低い気温でタイヤのグレイニングがかなりあり、状況判断をするために、注意して見ていなければならなかった。
天候に応じた対応をする必要があったものの、可夢偉は有意義な空力のテストをよくこなし、順調な1日だった」
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