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2009年2月

2009/02/28

ブリヂストン、『グリーンタイヤ』導入正式発表

今季もF1タイヤを独占供給するブリヂストン・モータースポーツは、ドライタイヤに使われる2種類の見分けに、グリーンのラインをペイントすることを正式に決定・発表した。

Green Tyre (C)McLaren Group
これは、昨年まではソフト側のタイヤのトレッド面に白線をペイントして識別していたものを、今シーズンはドライタイヤはすべてスリックタイヤになるため、トレッド面ではなくソフトタイヤの側面に新たにグリーンのラインをペイントするというもの。
すでに先のヘレス合同テストでもテスト導入されていたものだ。
(昨年の日本GPでのグリーンタイヤとは別物)

なお同モータースポーツは、同時に今季開幕5戦に持ち込まれるタイヤについてもそのスペックを発表している。

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FIA、2010年シーズンに向け大幅コスト削減案提出へ

27日(金)、FIA(国際自動車連盟)は2010年シーズンに向けたF1の大幅なコスト削減案を提出する意向を明らかにした。
これは3月17日(火)に行われるFIAのWMSC(世界モータースポーツ評議会)に提出され、承認を求めることになる。
Image (C)Ferrari S.p.A
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リリースによれば、「FIAは現在F1のスポンサーや大手自動車メーカーに影響を与え続けている世界的な経済状況を考慮し、2010年シーズンに向け根本的な提案を準備した。
世界モータースポーツ評議会においてこれが承認されれば、新しいレギュレーションによって各チームが現在よりも大幅に低額な資金で参戦することができることになるだろう。
またこれらのレギュレーションは大手自動車メーカーからの安定した支援を受ける従来のチームに影響を及ぼすことがない一方で、新しいチームが2010年のグリッドに並ぶことを可能にし、またチャンピオンシップからの離脱を強いられる可能性を低くすることができる」というものだ。

なおすでにアメリカからは『USF1』チームが2010年から参戦の意向をみせている。

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新ホンダF1チーム、『Xデー』は3月5日(木)?

旧ホンダ・チームの行く末を報じるヨーロッパ各メディアの報道が活発になっているが、どうやらロス・ブラウン代表らによる『バイアウト』(自社買収)になるとの見方で一致してきたようだ。
Honda Factory (C)Honda Racing
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ただしチームのタイトル・スポンサーとなるような大きな支援先はなく、今年増額されるFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)からの商業収入といくつかの小さなスポンサー、そしてホンダ自体からの支援による運営資金になるとみられ、その場合チーム名はファクトリーのある地名を取って『ブラックリーF1』になるとのまことしやかな噂まで流れている。

ドライバーについてはジェンソン・バトンの起用は確実なものの、噂されたブルーノ・セナについてはスポンサー次第ということで、結局ルーベンス・バリチェッロの残留という可能性もあるようだ。

3月5日(木)には本拠地のシルバーストーン・サーキットでシェイクダウンされるとみられていて、そこで詳細が明らかになるものと期待されている。

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ウィリアムズ、『FW31』の新カラーリング発表

27日(金)、ウィリアムズ・チームは2009年シーズンを戦う新型車『FW31』の新しいカラーリングを発表した。
Williams Toyota FW31 (C)Williams F1
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同マシンはこれまで紺色の暫定ペイントでのテストを重ねてきたが、今回明らかにされたものはより明るい青色をベースに、白色を配したより明るい印象のものとなった。
そま特徴は、チームによって『スケート・フィン』と名付けられたコクピットからリヤウィングへと流れる優美なエアロダイナミックスにあるということだ。

今年でF1参戦35年目のシーズンを迎えるフランク・ウィリアムズ代表は、目標を『トップ3』に据えて戦うと宣言した。

また今シーズンを正念場とする同チームのニコ・ロズベルグ(23歳:ドイツ)も、「レギュレーションのこれだけ大きな変化は、われわれにとって大きなチャンスでもある。
コピーすべきものはなく、みんなが等しくゼロからスタートするのだからね」と、意欲を示している。

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2009/02/27

USF1ドライバーにマルコ・アンドレッティの名も

24日(火)、アメリカのスポーツ・チャンネル『スピードTV』を通じて最初の記者発表を行ったオール・アメリカンF1チーム『USF1』だが、このプロジェクトの中心人物であるピーター・ウィンザー氏は、チームはすでにFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏の了解を得ていると主張している。
Marco Andretti/Honda『RA106』(C)Honda Racing
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また同チームのドライバーについてすでに名前が挙げられたダニカ・パトリックの他に、今度はマルコ・アンドレッティ(21歳:アメリカ)の名前が浮上、こちらも大きな注目を集めているようだ。

これについて、1978年のF1チャンピオン(ロータス)でマルコの祖父にあたるマリオ・アンドレッティ氏は、「今でもF1レーシングをこよなく愛している私としては、ぜひともマルコにF1で走って欲しいと願っているよ。
だからマルコが『USF1』に加わってくれればうれしいとは思うが、しかし彼にはまだ経験が必要だろうね」と、語っている。
(マルコにはホンダF1でのテスト経験もある)

なお同氏の子息で、マルコの父親でもあるマイケル氏もかつてマクラーレンで走ったF1ドライバーだ。

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イタリア『ローマGP』、実現に向け前進へ

イタリア・ローマの実業家らが中心となって進められている『ローマGP』が、どうやらその実現に向けて前進しつつあるようだ。
Renault Rome Demo (C)Renault F1 UK
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これは、F1グランプリ開催の最大の関門であるバーニー・エクレストン氏の了解が得られたというもので、26日付け地元イタリアの『コリエレ・デラ・セラ』紙が報じたもの。

それによれば場所はローマの南部のエウル地区になるということで、これまで噂になっていた旧市街地地区のような石畳の路面にはならない模様だ。

ただ、イタリアでは1950年以来伝統のモンツァでイタリアGPが行われていて、実現したとしても2013年までの単発のグランプリになるとの見方が強い。

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ライコネン、ライセンス発給料金問題でも同調せず

FIA(国際自動車連盟)が2009年シーズンに向け示したさらなるF1スーパーライセンス発給料金の値上げについてはF1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)がすでに抗議の声明を発表しているが、これに加入していないフェラーリ・チームのキミ・ライコネン(29歳:フィンランド)はこの問題でも同調する気はないようだ。
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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「費用を受け入れるかどうかは個々のドライバーの問題だと思う。
僕は別に高すぎるとは考えていないし、この問題で誰かと口論するつもりもないよ」とクールに語るライコネンは、どうやらすでに支払いを済ませたとされる3人のうちの一人であるようだ。

2008年、FIAが発給料金システムを一新させたことにより、前年のチャンピオンであるライコネンの場合、2007年に約480万円だったものが一挙に3,000万円以上に高騰したとされるが、今回はさらにこれが増額となっている。
また前年の獲得ポイントにより算定されるこのシステムでは2008年王者であるルイス・ハミルトンも高騰するとみられるが、ハミルトンもまたGPDAに加入していないドライバーの一人だ。

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シューマッハ、ホンダF1買収は断るもサッカーは支援(!?)

ミハエル・シューマッハのパーソナル・マネージャーであるウィリ・ウェバー氏は、シューマッハに対しホンダ・チーム買収の打診があったことを明らかにした。

これはドイツの『エクスプレス』紙が報じたものだが、ウェバー氏は「シューマッハはモーターレーシングにおいて現在の状況に満足していて、そのような野心はない」と、これを一蹴したと語っている。
(現在ホンダ・チームの代表を務めるロス・ブラウン氏とは、ベネトン、そしてフェラーリ時代、共にチャンピオンシップ黄金時代を築き上げた師弟関係にある)
M.Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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なおその一方でシューマッハはもう一つの愛するスポーツ・サッカーで、このほどFCケルンに復帰したドイツ代表選手ルーカス・ポドルスキーの支援キャンペーンに875ユーロ(約11万円)を支払ったことが伝えられている。
(桁は相当違うが)

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ホンダ・チーム問題、『バイアウト』で結着?

依然として不透明なままである旧ホンダ・チームの売却問題に、結着がみられたかも知れない。
Honda『RA108』 (C)Honda Racing
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これは英『BBCスポーツ』が報じたもので、それによればチーム・スタッフに対し「来週にもシルバーストーン・サーキットでシェイクダウン、そして9日(月)から始まるスペイン・バルセロナでの合同テストに参加する」とのスケジュール指示が出されたというもの。

売却問題が具体的にどのように結着するのかは明らかにされていないが、周囲の状況から現在のチーム首脳が自らチームを購入する『バイアウト』になるのではとの見方が強いようだ。
(ニック・フライ/CEO残留については疑問符も)

事実であれば、エンジンについてはすでにメルセデス・エンジンが搭載されているのは確実。
またドライバーについてはホンダとの有効な契約を有するジェンソン・バトンの残留は確実だが、もう一人についてはブルーノ・セナの昇格という可能性が強いもののまだ不確定だ。

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2009/02/26

『RBS』、F1スポンサーからの撤退を表明

ウィリアムズ・チームにおける主要スポンサーの一つである『RBS』(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)が、現在の契約が切れる2010年いっぱいでスポンサー活動を終了することを発表した。
Williams 『RBS』(C)Williams F1
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同グループのコミュニケーション・ディレクターであるアンドリュー・マクローリン氏は、「承知のように、われわれの経営環境はリーマン・ショック以来たいへん厳しいものになっている。
このためわれわれは直面する現実に対応するため、昨年10月にはすべての活動の見直しを迫られた。
2005年以来続けられたウィリアムズ・チームとのパートナーシップは大きな成果をみせたが、将来的には苦しい決断をせざるを得なかった。
この早い時期での発表は、フランク・ウィリアムズ卿と彼のチームの財政についてあらかじめ計画を立てるために行われたものだ」と説明している。

世界的経済不況はF1にも深刻な影響を及ぼし始めていて、各チームとも体制の見直しを迫られている。

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フォース・インディア『VJM02』、シェイクダウン敢行

3月1日(日)に正式発表されることが明らかにされている『フォース・インディア』チームの2009年新型車『VJM02』が、すで本拠地にシルバーストーン・サーキットにおいてシェイクダウンテストを敢行したことがわかった。
Force India Image (C)Force India F1
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テストは非公開で詳細は伝えられていないが、来週行われるヘレス合同テストに向けて、万全の体制で臨むべく準備に当たった模様だ。

今季フォース・インディアは、昨年までのフェラーリ・エンジンからメルセデスのそれにスイッチ、これに伴いギヤボックスや関連システムなどマクラーレン・メルセデスの援助のもと大幅な変更が施されたとみられている。

ドライバーは昨年同様ジャンカルロ・フィジケーラとエイドリアン・スーティルとなっていて、ヘレス合同テストでは前半がフィジケーラ、後半にスーティルの登場が予定されている。

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トロ・ロッソの新型車デビューは開幕ぎりぎりか

2009年新型車の開発が遅れていたフォース・インディアがそれでも3月1日(日)に発表する予定を明らかにしたことで(参戦自体が不明なホンダは別として)、残るのはいよいよトロ・ロッソだけとなった。
Sebastian Vettel (C)Scuderia Toro Rosso
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昨季、ミナルディ・チーム時代からの悲願だった念願の初優勝を遂げ大きく飛躍したトロ・ロッソは、しかしその母体だったレッドブル・グループのディートリッヒ・マテシス/オーナーから運営費の大幅削減が通知されたと伝えられており、チームは深刻な資金難に見舞われているとみられている。

同チームのスポークスマンは「まだ新型車発表の予定は立っていない」としていて、最悪の場合新型車デビューは開幕直前にまでずれ込むことになるとの見方を示している。

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ホンダ・チーム売却、最後はプロドライブ?

依然として方向が見えない旧ホンダ・チームの行く末だが、ここに来て再びデビッド・リチャーズ氏の名前が浮上してきたようだ。
David Richards & Jenson Button (C)Honda Racing
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プロドライブ社代表としてスバル・チームのWRC(世界ラリー選手権)参戦を担ったリチャーズ氏は、かつてB.A.R時代のホンダF1チームを率いた経験を持ち、その時のドライバーもバトンだった。
今回の騒動では当初有力候補の筆頭として名前が上がったものの、いったんは断念したものと伝えられていた。

これを伝えたのはドイツの『アウトモーター・ウント・スポルト』誌だが、それによれば『F1最悪のマネージャー』と酷評されたニック・フライ/CEOの退陣が絶対条件とされている。

リチャーズ氏が自らF1参戦への準備を始めた時には、やはりメルセデス・エンジン搭載を前提にメルセデスとは好関係を築いていて、現在の状況はその時に似ているとも言えそうだ。

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2009/02/25

A1GPオーナー、「ホンダ・チーム買収考えた」

南アフリカ出身のA1GPチーム・オーナー、トニー・テシェーラ氏がその熱いF1進出の意欲を英『オートスポーツ』の取材に語っている。
A1GP Scene (C)A1GP Media
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同氏によれば、昨年末以来F1関係者を騒がせたホンダ・チーム買収にも名乗りを挙げ、真剣に検討したものの実現には至らなかったとのこと。
そして現在はチーム買収という形ではなく、自らがF1チームを立ち上げてステップアップを図っていることを明らかにした。

その候補として、昨年新設されてすでにF1テストが行われ好評を博しているポルトガルのアルガルブ・サーキット近くに、ポルトガル政府の援助を受けて大型ファクトリーを建設する案を示している。

同氏はこのF1計画をA1GPからのステップアップにつなげるものに考えているとするが、しかしこれに必要な資金はこれまでのA1GPとは比較にならないほど巨額になることがネックだ。

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米国F1チーム『USF1』が公式記者会見行う

24日(火)、オール・アメリカンでF1進出を図る『USF1』が、宣言通り同国のスポーツ・チャンネル『スピードTV』を通じて最初の記者発表を行った。
USA GP Scene (C)Ferrari S.p.A
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このプロジェクトの中心人物で、かつてF1でテクニカル・ディレクターの経験を持つとされるピーター・ウィンザー氏は、「われわれはこれまでのようなリッチな億万長者がスポンサーになるか、自動車メーカーをバックに持つか、というような方法でなくまったく新しい手段でF1チーム実現を考えている」としたものの、具体的にどのような手段でF1進出に必要な巨額資金を調達するかは明確にされなかった。

結局さらなる具体的なチームの詳細についてはまた後日、ということで、プロジェクトの信憑性はまだ確固たるものとはならなかった。

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フォース・インディアの新型車発表は3月1日に

まだ2009年新型車『VJM02』(仮称)の発表スケジュールが明らかでなかった『フォース・インディア』チームだが、これが3月1日(日)にスペインのヘレス・サーキットで行われることがわかった。
Force India『VJM01』(C)Force India F1
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今季フォース・インディアはこれまでのフェラーリのものからメルセデス・エンジンにスイッチすると共に、マクラーレン・メルセデスとの間に強固なテクニカル・パートナーシップ関係を結ぶことにより新型車は大幅な変更が見込まれていて、開発が当初の予定より遅れていたもの。

発表日の1日からは当地で合同テストが予定されていて、新型車は直ちにここでシェイクダウンテストが行われる見通しだ。

なお、これで2009年新型車発表が未定なのは『スクーデリア・トロ・ロッソ』のみとなった。

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2009/02/24

フェリッペ・マッサ、南アフリカへ

先週末行われた『A1グランプリ』の南アフリカ・キャラミ戦に、ビッグなゲストが訪れた。
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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それはフェラーリ・チームの若きスター、フェリッペ・マッサ(27歳:ブラジル)。
以前、F1南アフリカGPの舞台にもなったキャラミ・サーキットを訪れたマッサは、地元ファンらの熱烈歓迎を受けたあと、イベントのセーフティカーになっている『フェラーリ599』のコクピットに収まり、豪快なドライビングで喝采を浴びたということだ。

マッサが次にドライビングをみせるのは、3月1日(日)から始められるヘレス合同テストの予定となっている。

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クビサ、ポーランドで「最も裕福なスポーツマン」に

『BMWザウバーF1』チームで活躍するロバート・クビサ(25歳)が、母国ポーランドにおける『2008年の最も裕福なスポーツマン』になったことがわかった。
Robert Kubica (C)BMW Sauber F1
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これは地元ポーランドのタブロイド紙『スーパー・エキスプレス』が報じたもので、それによればクビサは2008年、300万ユーロ(約3億6千万円)の収入を得ていて、これはポーランド人のスポーツマンとして堂々の第1位にランクされるものだということだ。

ちなみに第2位は英国サッカーの名門マンチェスター・ユナイテッドの控えゴールキーパーであるトーマス・クスチャク選手(約2億4千万円)、第3位にはアメリカン・フットボールNFLオークランド・レイダースのセバスチャン・ジャニコウスキー選手(約2億円)がランキングされている。

なお、昨年のカナダGPでF1初優勝を飾ったクビサは今季ベテランのニック・ハイドフェルドを押しのけエース・ドライバーのポジションにステップアップしていて、2009年の収入はさらに増加することが確実とみられている。

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ホンダ社長会見、ホンダ・チーム売却可能性低く

メルセデス・エンジン供給のタイムリミットとみられた23日(月)だったが、結局期待された発表はいずれからもなし。
福井 威夫/ホンダ技研 (C)Honda Racing
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一方でホンダ本社の福井威夫社長は、今年6月の本田技研・社長交代を発表した昨夜の記者会見でホンダ・チームの売却について触れ、「現段階で真剣にF1チームの購入を考慮している売却先は見つかっていない」との悲観的な見通しを語った。

ヨーロッパ・メディアが報じるところでは、すでに英『ヴァージン・グループ』による買収か、ロス・ブラウン代表&ニック・フライ/CEOらによるチーム首脳自らによる経営、そしてチーム解散という3つしか選択肢はないとされていた。

なお、本田技研の新社長には50代の若手伊東孝紳/現専務の昇格が、またF1を始めホンダのモータースポーツ活動を指揮していた大島裕志/常務は退任(鈴鹿サーキットへ)することとなった。

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ルノー・チーム、インドに新スポンサー模策

2009年限りでチームのタイトル・スポンサーである『ING』を失うこととなったルノー・チームでは、いま新たにインド企業を目標に据えスポンサー獲得活動を展開していることがわかった。
『ING』/Renault R27(C)Renault F1 UK
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これはインドの『PTI通信』が伝えたものだが、ブリックスの一員として高い経済成長を続けると共に、2011年にはインドGPの新規開催も期待されF1人気が盛り上がるインドが同チームの新たな標的になった模様。

現在国内の著名な多国籍企業と交渉が行われているということだが、インドも昨年末以来世界規模の経済危機に見舞われていて、その行く末は定かでない。

なお、以前ウィリアムズ・チームを支援していた『タタ・グループ』は現在フェラーリ・チームのスポンサーとなっている。

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2009/02/23

マレーシアGPチケット売り上げ、去年より20%ダウン

今季もシーズン第2戦として4月に行われるマレーシアGPだが、これまでのところそのチケット販売は昨年の同時期と比べ約20%ほども減少しているということだ。
Malaysia GP Scene (C)Panasonic Toyota Racing
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これは、お隣シンガポールの『ストレーツ・タイムス』紙が報じたもので、それによればセパン国際サーキットの最高責任者であるラズラン・ラザリ氏の言葉として、「これまでのところ思ったより低いベースで進んでいるが、今後レースが近づくにつれて人気が盛り上がり、チケット販売も上向くだろう」との楽観的な見通しを紹介している。

ちなみに販売が低調な原因について、「昨年末以来の世界的経済不況が影響しているのは間違いない」とみているとのことだ。

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キミ・ライコネン、2度目のラリー挑戦は17位

先頃、初のラリー体験をしたフェラーリ・チームのキミ・ライコネン(29歳:フィンランド)が、先週再びラリーに挑戦、完走を果たした。

ライコネンが参戦したのはフィンランドラリー選手権の1戦『ヴァークナ・ラリー』で、名将トミ・マキネンが率いるチームのフィアット・アバルト・グランド・プントを駆ったもの。

前回13位だったライコネンだが、今回の結果は17位だったということだ。

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ホンダ・チーム売却、今日23日が結論の期限?

ここに来て各ヨーロッパ・メディアは、一様に今日23日(月)がホンダ・チーム売却問題のタイムリミットであると報じ始めている。
Honda Factory (C)Honda Racing
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別報のように同チームはロス・ブラウン代表のもと、すでに2009年マシンの開発を進めているとされるが、これには従来のホンダ・エンジンではなくメルセデスのエンジンが搭載されているとみられる。

しかしこれについて同エンジンを供給するメルセデス・モータースポーツ首脳が、「23日(月)が最初の代金払い込みの期限である」と語ったと英『デイリー・メール』紙らが報じているもの。
もしメルセデス・エンジンの話がまとまらなかった場合、チーム存続の可能性は限りなくゼロに近くなるとみられる。

果たして今日どのような動きがあるのか、F1関係者は大きな関心を持ってみつめている状況だ。

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エクレストン氏、「ホンダが援助を断った」

消滅の危機にあるホンダ・チームに対し、自ら1億ポンド(約134億円)もの援助を申し出たFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏だが、ホンダ側がこれを拒絶したことを暴露して周辺に衝撃を与えている。
Honda『RA108』 (C)Honda Racing
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「私はホンダ・チームの存続を願っており、そのために援助を惜しまないつもりだった。
しかし彼らはこれを拒否したんだよ。
ブルーノ・セナが加入することにより、再び『セナ』の名前がF1に輝くというのは素晴らしいことだと思うんだがね……」と、不満げなエクレストン氏。

伝えられるところでは、チームはロス・ブラウン代表&ニック・フライ/CEOという現体制での存続を最優先で模策しているものとみられるが、もしエクレストン氏の介入を許すとチームの主体が同氏に移ってしまうこと。
また、さらにはF1チームで構成するFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)内部でもエクレストン氏が発言権を持つことになることが予想され、他チームの中にも警戒する向きがあるのだという。

一方で、チームはすでにメルセデス・エンジン搭載を前提に着々と2009年マシンの準備を進めていて、早ければ3月初めにも一応の完成を目指しているということだ。

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2009/02/22

バーレーン、また犬がコースに侵入していた?

今月行われたバーレーン合同テストでは、前半の火曜日に2匹の犬が立ち入り禁止区域に入ったためにセッションが一時中断されたことが報じられたが、この時サーキットのオペレーション・ディレクターは「コース内には入っていない」と、主張していた。
Bahrain Test Scene (C)Panasonic Toyota Racing
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しかし地元バーレーンの『ガルフ・デイリーニュース』によれば、後半テストの最終日である木曜日にも再び犬が侵入したということだ。
しかもコース・マーシャルであるジャシム・エブラハム氏によれば、今回犬はフェンスの下を掘ってかいくぐったため、コース内への侵入を許してしまったとのこと。

砂漠に作られたバーレーン国際サーキットの弱点は、あるいはこの辺りにあるのかも知れない。

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鈴鹿サーキット、2009年日本GPに向け詳細を発表

2009 Japanese GP logo

2009年の日本GPを開催する鈴鹿サーキットが、そのイベントの詳細について公式ホームページで発表した。

それによれば今年の日本GPは10月4日(日)に決勝レースが行われるが、そのチケットはちょうど今季開幕戦オーストラリアGPの予定日である3月29日(日)に販売が開始されることになっている。

今回はサーキットの諸施設が一新されてから最初のF1グランプリとなり、さらに快適な観戦が行えるようさまざまな分野での改善が施されているが、しかしサーキットの親会社であるホンダのF1チームがその名前で参戦することはすでになくなることが確定している。

2009年F1日本GPの詳細についてはこちら

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シンガポールGP、3つの『コーナー名』を募集

Singapore Image (C)Redbull Racing
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シンガポールの地元『トゥデー』紙が、シンガポールGPと共同で同グランプリで使用される市街地コースの3つのコーナーについて、その愛称をファンから募集することを明らかにした。

それによれば命名の対象となるのはターン1、ターン7、そしてターン10の3か所。
いずれも特色のあるコーナーで、もし採用されればグランプリ時には世界数十億のF1ファンに向けてこれが連呼されることになるだろう。

2009年のシンガポールGPは9月27日(日)が決勝レース日となっている。

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ヴァージン・グループ会長、F1進出への関心は認める

ホンダ・チーム生き残り最後の砦と目される英『ヴァージン・グループ』だが、同グループのリチャード・ブランソン会長が、このほど行われた英『BBCラジオ』でF1進出に関心があることは認めた。
Image
その中で同氏は、「F1というスポーツは大好きだ。
しかしながら、われわれが実際にF1に参戦することを考えた場合、現在のコストはあまりに高価すぎると言わざるを得ない。
さらにもう一つ問題はある。
現在人類に突きつけられている地球の環境問題に対し、F1が十分な回答をみせているとは思えないことだ。
われわれがF1に進出するためには、このコスト削減&環境対策という二つの問題に解決策が見えなければならないよ」と、自身のスタンスを示した。

FIA(国際自動車連盟)、そしてチームの団体であるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)がこれにどう対応できるかがホンダ・チームの行方に掛かっているようだ。

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2009/02/21

『ING』、2009年トルコGPのタイトル・スポンサーに

ルノー・チームのタイトル・スポンサーとして、また開幕戦オーストラリアGPなど多くのグランプリで冠スポンサーを務める『ING』だが、すでに世界規模の金融危機の影響により今季限りでF1の支援から完全撤退することが確実となっている。
Belgium GP Scene (C)Ex.Super Aguri F1
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しかしその一方で、6月に予定される第7戦トルコGPにおいて、皮肉にも今年新たにイベントのタイトル・スポンサーとなることが明らかとなった。

同グランプリはこれまで連続して地元トルコの石油会社がタイトル・スポンサーを務めていて、その名称も『Petrol Ofisi Turkish Grand Prix』となっていたが、これにより今年のグランプリは『ING Turkish Grand Prix』になる見込みだ。

今年は上記オーストラリアGPの他にも、ベルギーやハンガリーGPなどで同じくタイトル・スポンサーとなる予定になっている。

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スーパーライセンス値上げに応じたのは3人

F1ドライバーで構成するGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は、FIA(国際自動車連盟)が今シーズン、さらにスーパーライセンスの発給料金を大幅値上げしようとしていることに反発しているが、そうした中、すでに3人のドライバーが手続きを済ませたことが発覚し、ドライバー間に疑心暗鬼を呼んでいる。
Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1
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スーパーライセンスの料金システムについて公式発表されていないものの、英専門誌が伝えるところでは一定の基本料金に加え、前年の獲得ポイントに比例した追加料金が加算されそれぞれ算出されるものとしている。
しかし2008年FIAはこれを大幅に値上げ、110ポイントを獲得した前年のチャンピオン、キミ・ライコネン(フェラーリ)の場合、2007年に約480万円だったものが一挙に3,000万円以上に高騰したと伝えられている。

この料金には保険料分なども含まれているが、FIAは安全対策の費用がさらにかさむとして2009年はこれをさらに値上げしようとしたため、F1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は強く反発、抗議の書簡を送っていたものだ。
(ただし2007年のチャンピオンであるキミ・ライコネン、また2008年のチャンピオンであるルイス・ハミルトンらはいずれもGPDAに加入していない)

しかし3人のうちの一人と噂されたBMWザウバーのニック・ハイドフェルドは、「3人が誰なのかは知らないし、もちろん僕自身は払ってはいない」と『疑惑』を否定している。

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豪GP、フリー走行&公式予選も遅らせる

2007 Australia GP (C)McLaren Group
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今季開幕戦オーストラリアGPは、すでにこれまでより決勝レースのスタート時刻を遅らせて夕方5時からとすることを発表していたが、これに伴い金曜日・土曜日のフリー走行&公式予選の時刻も変更するを明らかにした。

主催者であるオーストラリアGP会社のドリュー・ワード/CEOは、「これまでのオーストラリアGPは午前から午後に掛けてのイベントだったが、それが今回はお昼時から日没までのイベントということになる。
これは、多くの人にとって楽しみやすい時間帯になる筈だ」と、盛り上がりに期待をみせた。

今回正式発表された2009年オーストラリアGPのタイムスケジュールは以下の通り。

【2009年オーストラリアGPタイムスケジュール】

曜日 セッション イベント時刻
金曜日 フリー走行1 12:30~14:00
金曜日 フリー走行2 16:30~18:00
土曜日 フリー走行3 14:00~15:00
土曜日 公式予選 17:00~18:00
日曜日 決勝レース 17:00~

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エクレストン氏、「ホンダ存続にはヴァージン最善」

F1の商業面を司るFOA(フォーミュラ・ワン・アドミニストレーション)のバーニー・エクレストン氏は、タイムリミットが迫るホンダ・チームの売却先選定について「もしヴァージン・グループが買収に本気であるならば、それが解決に向けた最善の策」と、英『ミラー』紙に対し自らの見解を強調した。
Honda Factory (C)Honda Racing
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同氏によればヴァージン・グループのリチャード・ブランソン氏とは旧知の仲であるとして、そのF1参入を歓迎する意向をみせている。

一方で、同チームのニック・フライ/CEOはまだ自ら(ロス・ブラウン代表と共に)がチームを買収する道を模策しているとみられ、結論には至っていない。

しかしながら、搭載エンジンの供給元に期待されるメルセデス・モータースポーツからは、23日が結論のタイムリミットと通達されているともされていて、ここ数日がヤマになりそうだ。
まとまらなければ、残念ながらチーム解散という最悪のケースも現実のものとして迫っている。

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2009/02/20

ホンダF1、ヴァージンとの交渉認めつつも「解散も」

すでに2月も最後の週を迎えようとしているが、依然としてホンダ・チームの売却先については何ら発表がない。
Honda『RA108』 (C)Honda Racing
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先に名前が浮上した英国『ヴァージン・グループ』について、ホンダ広報の村瀬氏は交渉中である相手先の一つであることは認めたものの、交渉結果の成否についてはノーコメントのまま。

一方、一時有力とみられたブラジル企業の話も有力とみられた『ペトロブラス』が否定するなどして頓挫したままだ。
開幕戦は3月末とはいえ、まだ搭載するエンジンすら確定していない状況に、実質的なタイムリミットは刻々と迫りつつある。

こうした状況を受け、上記スポークスマンは「最悪の場合、チームはこのまま解散することもあり得る」と悲観的な見通しも示すほど追い詰められてきた。

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FOTA、独自の『F1未来像』を来月発表へ

大幅なコスト削減が求められているF1については、FIA(国際自動車連盟)が矢継ぎ早に改革案を示しているが、F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)も、独自の『F1未来像』を来月発表することがわかった。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
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これは、FOTAの代表を務めるルカ・モンテツェモロ氏(フェラーリ)が明らかにしたもので、それによれば3月5日(木)、スイスのジュネーブにおいてFOTAに属するすべてのチーム代表が同席した上でFOTA独自の改革案を記者発表するというもの。

ただF1の未来像についてはメーカー系チームとプライベート・チーム(レッドブルやウィリアムズなど)との間でも微妙なズレがあるとも言われていて、果たして同日どのような具体案が示されるのか注目される。

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マレーシアGP、2015年まで『ナイトレース』はなし

昨年、史上初めてナイトレースとして開催されたシンガポールGPに続き、お隣のマレーシアGPについてもナイトレース化されるのではないか、とみられていたが、主催者であるセパン国際サーキットのダトゥク・マハティール代表はこれまで言明していた通り、これを拒否したことがわかった。
Bernie Ecclestone (C)BMW Sauber F1
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これは、バーニー・エクレストン氏との交渉の結果、2015年までは今年から行われるようにトワイライトレース(夕方5時スタート)として開催されることが確認されたもの。

同氏によれば、ナイトレースとするには巨額の改修資金が必要で、現在のような世界的経済危機の下ではたった一晩のために費やすことには到底実現性がないということだ。

ただ、マハティール前首相の肝いりで開催に導かれたマレーシアGPは初開催以来観客の不入りに悩まされていて、いずれにしても今後何らかの打開策が求められているのが実情だ。

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バーレーン合同テスト最終日マッサが締める(2/19)

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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前後半、都合8日間に渡って行われたバーレーン合同テストは、19日(木)最終日を迎え、様々なエアロダイナミックスとセットアップをトライしたフェラーリ・チームのフェリッペ・マッサが1'32.162というベストタイムを記録して終えた。
これは、僚友ライコネンが記録した1'32.102に匹敵する今回のベストに近いもの。

BMWザウバーのニック・ハイドフェルドもこれにわずか0.063秒差に迫るタイムを記録して終えている。
同チームのウィリー・ランプ/テクニカル・ディレクターは「砂嵐で一部阻害されたのは残念なことだったが、今の時期ヨーロッパでは体験し得ない高温の下でテストを行なうことができたのは貴重なもの」と、自賛した。

一方、トヨタのティモ・グロックはハイドロリック・システムのトラブルに見舞われたため、この日は他チームの半分程度わずか65ラップの周回に留まっている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 F.マッサ BRA Ferrari 1'32.162 113
2 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'32.225 122
3 T.グロック GER Toyota 1'32.445 65

   * 2008 Test-Time 1'30.015 K.ライコネン/Ferrari (2/10)
   * 2009 Test-Time 1'32.102 K.ライコネン/Ferrari (2/17)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2009/02/19

トヨタ バーレーン・テスト3日目の模様(2/18)

着々とプログラムを消化 F1バーレーンテスト3日目

F1合同バーレーンテストに参加しているパナソニック・トヨタ・レーシングは18日、新型車TF109の課題を順調に消化した。
TF109のステアリングを握ったティモ・グロックは、この日セットアップのプログラムを行い、100周以上を走り込んだ。

バーレーン・インターナショナル・サーキットがあるサクヒールは、風が強く、気温が下がったが、同チームを含む3チームは終日、走行テストを実施した。
19日もグロックが走る。

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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ティモ・グロック:TF109-01
ベストラップ:1分32秒492 順位:1位 周回数:132
「大きな問題もなく、たくさんのことを試すことができた。
集中的にセットアップをやり、作業は着々と進んだ。
昨日のトゥルーリとは違う向きに風が強く吹き、運転にはちょっとした工夫が必要だった。
仕事がはかどり、セットアップの確認ができ、良かった。」

パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「テストには満足している。
今日はセッションも長く、スタッフは睡眠不足ぎみで、TF109のほうが私たちよりはるかに元気だ。
グロックは充分に課題をこなし、セットアップ、サスペンション、空力にタイヤと、あらゆるパーツを調整した。
車は速く、安定していて、有意義な1日だった」

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バーレーン合同テスト、最速タイムは犬?

17日(火)行われたバーレーン合同テストではマシントラブルなどもありセッション中何回か赤旗により走行がストップされたが、どうやらその中には犬が原因であるものがあったようだ。
Bahrain Test Scene (C)Panasonic Toyota Racing
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バーレーン国際サーキットのオペレーション・ディレクターであるマーク・ヒューズ氏によれば、エリア内に2匹の犬が侵入したことが確認され、立ち入り禁止区域で目撃されたとのこと。
このため数分間に渡ってセッションを中断させたものの、念のための措置であってコース内には侵入していなかったと主張している。
逃げ足の速い犬はその後隣接するバーレーン大学の方向に立ち去ったということで、結局捕獲には成功しなかったようだ。

同氏は「バーレーンGPの際には安全に万全を期す」と言うが、過去には1987年のオーストリアGPで当時マクラーレンをドライブしていたステファン・ヨハンソンがコースに入り込んだ鹿と衝突したアクシデントが有名。
また昨年はトルコGPのサポートレースとして行われたGP2レース中、コース内にやはり2匹の犬が乱入、ブルーノ・セナが避けきれずに一匹をはねてしまうアクシデントが起きている。

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次期FIA会長、モズレー氏の可能性さらに強まる

最大の危機と言われたセックス・スキャンダル問題を切り抜け、史上例をみない5選目に向け意欲をみせているとされるマックス・モズレー氏に、さらに有利な状況が生まれつつあるようだ。
Max Mosley (C)RedBull Racing
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これは英『スポックス』が報じたもので、それによれば対抗馬の一人として浮上していたヘルマン・トムクジク氏(58歳:ドイツ)が、次期FIA会長選挙に立候補の意志がないことを表明したというもの。

ドイツ自動車連盟(ADAC:Allgemeiner Deutscher Automobil-Club e.V.)スポーツの副会長だったトムクジク氏は、現在FIA副会長の要職にあり、モズレー会長がスキャンダル問題で揺れた当時はその代役として地道に職務を代行していた。

しかしトムクジク氏は「FIA会長というのはエキサイティングだが実にハードな仕事。
もし私がもっと若かったなら関心を持てたかも知れないが、現在そうした考えてない」と否定。
ただトムクジク氏がまだ58歳なのに対し、モズレー会長はすでに68歳であるというのは逆に皮肉なことだ。

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ブルーノ・セナ、「実現しても新人のF1は困難」

新たに『ヴァージン・グループ』の名前が浮上するなど、チーム売却が期待される旧ホンダ・チームだが、その有力ドライバー候補に挙げられているブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)は慎重な立場を崩していない。
Bruno Senna (C)Scuderia Toro Rosso
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「ホンダ・チームの行く末についてはメディアのニュースを見るだけだから、僕にはまったく様子がつかめていないんだ。
もしも言われているようにF1デビューが実現したとしても、それは非常に困難なことになると確信しているよ。
なぜなら、現在のF1規則においては、ルーキー・ドライバーはすべて非常に少ないテスト経験だけでのF1デビューを余儀なくされているからね。
ただでさえ困難な闘いの場であるF1で、それはさらに新人を困難な立場に追い込んでいるんだよ。
ただ一方、ホンダは決してこれまでもトップチームではなかったし、今はさらに困難な状況にあるから、逆にプレッシャーは少ないと言えるかも知れないけれどね。
少なくとも僕はすでにメルボルンでレースをしたことがあるのでコースは知っているし、オーストラリアF3では勝ったこともあると言うことができるよ」

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バーレーン合同テスト3日目トヨタが最速(2/18)

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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18日(水)、バーレーン合同テストは後半の第3日目を迎え、引き続きこの日もコンディションに恵まれ各車充実した一日を送った。

トップタイムを記録したのはトヨタのティモ・グロック、前日僚友のトゥルーリが記録したタイムにはわずかに及ばないものだったがこの日最多となる132ラップを周回した。
「多少の風には見舞われたけれど、何もトラブルに遭遇することなく予定通りのプログラムを進めることができ、有益なデータが得られた」と、グロック。

一方、この日2番手となったフェラーリのマッサは朝がたはギヤボックスのトラブルに、また夕方には電気系のトラブルでストップするなど故障が続いたものの、それでも105ラップを周回している。

ハイドフェルドがドライブしたBMWザウバーも午後のセッションでマシントラブルが発生し、2回コース上にストップする場面がみられた。
こちらの周回は82ラップに留まっている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 T.グロック GER Toyota 1'32.492 132
2 F.マッサ BRA Ferrari 1'32.917 105
3 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'32.993 82

   * 2008 Test-Time 1'30.015 K.ライコネン/Ferrari (2/10)
   * 2009 Test-Time 1'32.102 K.ライコネン/Ferrari (2/17)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2009/02/18

トヨタ バーレーン・テスト2日目の模様(2/17)

シーズンに向けはずみ F1バーレーンテスト2日目

パナソニック・トヨタ・レーシングは、前日に引き続き17日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで、新型車TF109のテスト走行を実施した。
サーキットがあるサクヒールは、暖かい日差しの中、昨日同様20度を超える気温となった。
テスト走行に臨んだヤルノ・トゥルーリは、セットアップ、タイヤ、サスペンションの課題をこなした。
TF109に乗ったトゥルーリはこの日、先週のテスト走行を含めた3日間で最長となる149周を駆け抜けた。

合同テストにはパナソニック・トヨタ・レーシングを含め3チームが参加。残る18日・19日は、ティモ・グロックがステアリングを握る。

ヤルノ・トゥルーリ:TF109-01
ベストラップ:1分32秒230 順位:2位 周回数:149
「いい仕事ができた。
3日間で、2,000キロメートル以上を走破し、車には満足だ。
TF109は競争力も信頼性もあり、シーズンに向けた良いスタートを切れたと思う。
メルボルンでの開幕戦まで充分に時間があるので、更に前向きに取り組んでいく」

Pascal Vasselon (C)Toyota Racing
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パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「今週は順調で、今日も終日、新型車のテストを、セットアップ、サスペンションとタイヤの比較、すべて予定通りにこなした。
TF109の信頼性はとても高く、今後も順調に進められるはずだ。
残り2日間も、この調子で行きたい」

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J.ウィルソン、「ダニカF1、あると思う」

オール・アメリカンが売り物の『USF1』チームのドライバーに、インディカー・シリーズの人気女性ドライバーであるダニカ・パトリックの名前が浮上したことについて、同じシリーズのライバル・ドライバーでもあるジャスティン・ウィルソン(30歳:イギリス)は、「あると思う」と、自身の印象を語った。
Danica Patrick (C)Honda Racing
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「もちろん彼女は今年もグリーン(アンドレッティ・グリーン・レーシング)で走ることになっているから、F1に行くとしても2010年以降のことになるだろうけれど、僕はその可能性は十分にあると思うね。
まず彼女自身がF1に関心を持っていること、そして彼女の名前はアメリカだけに留まらずたとえば僕のイギリスでも良く知られた存在なんだ。
だから彼女をF1で起用するメリットは十分にあるよ。
ただ、F1というのは特殊な世界。
彼女が転向するためには、チームが一定レベル以上の戦闘力を持っていることが不可欠になるだろうけどね」

2008年のIRL(インディ・レーシング・リーグ)ベルアイランド戦でシリーズ初優勝を遂げたウィルソンは、F1でもかつてジャガー・チームなどで活躍した。

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「KERS」搭載、プライベート・チームに負担

バーレーン合同テスト後半が再開されるなど、オフテストは佳境を迎えているが、大きくレギュレーションが変更された今季はいずれのテストでもマニュファクチャラーズ系チームが先行している。

自動車メーカーの技術を持たないプライベート・チームにとって、とりわけ大きな負担になっているとみられるのが「KERS」(運動エネルギー回収システム)の搭載のようだ。
Williams Toyota 『FW31』(C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームで2009年新型車『FW31』を走らせた中嶋一貴は、「KERSによる重量増加でマシンのバランスが崩れ、ドライビングがとても難しくなった」と、こぼしている。
また僚友ニコ・ロズベルグのほうも、「まだ実戦で使える状況にはないよ。とりわけこの重量増加はドライバーの体重に対しても大きな圧力になっている」と、新しいレギュレーションに対する不満を隠さない。

同チームでは、シーズン序盤の自社製KERSの本番投入はなく、実戦で使えるのは早くても第7選のトルコGP(6月7日決勝)になるとの悲観的な見通しを示している状態だ。

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ホンダF1買収に『ヴァージン・グループ』が名乗り?

Image
当初有力とみられたブラジルの『ペトロブラス』が買収を否定したホンダ・チームだが、一方で今度はイギリスの多国籍企業である『ヴァージン・グループ』の名前が急浮上している。

さまざまな分野で事業を展開するヴァージン・グループは、とりわけ国際航空会社であるヴァージン・アトランティック航空が有名だが、皮肉なことにここだけが現在収益が悪化して人員削減を行っている一方、他の部門は好調と伝えられる。

まだ公式なコメントはないものの、英国メディアは同社が資金面でニック・フライ/CEOやロス・ブラウン代表らのチーム体制を支援、同社のワールドワイドな事業展開に資することを目的としていると伝えている。

なお、ヴァージン・アトランティック航空は日本の佐藤琢磨のパーソナル・スポンサーを務めていることでも知られる。

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バーレーン合同テスト2日目フェラーリ最速(2/17)

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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17日(火)、後半の第2日目を迎えたバーレーン合同テスト、幸いこの日もコンディションに恵まれ前日に続いて各車ともトータル100ラップ以上を周回する充実した一日となった。

トップタイムを記録したのはフェラーリのキミ・ライコネンで、1'32.102と前日よりさらにタイムを短縮してみせたものの、搭載した「KERS」(運動エネルギー回収システム)の冷却回路のトラブルから途中3時間ほどガレージに留まる場面もみられた。

2番手になったのはトヨタのヤルノ・トゥルーリで、最多の149ラップを周回、ライコネンとのタイム差もわずかに1.128秒と肉薄するものだった。
この3日間でなんと2千キロ以上走破ということになる。

3番手はBMWザウバーのニック・ハイドフェルド。
もっぱり異なるセットアップのトライに集中し、トータル104ラップを周回、こちらのベストタイムも1'32.585と他に遜色ないものだった。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 K.ライコネン FIN Ferrari 1'32.102 107
2 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'32.230 149
3 N.ハイドフェルド GER BMW Sauber 1'32.585 104

   * 2008 Test-Time 1'30.015 K.ライコネン/Ferrari (2/10)
   * 2009 Test-Time 1'32.544 C.クリエン/BMW Sauber (2/16)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2009/02/17

トヨタ バーレーン・テスト1日目の模様(2/16)

TF109順調に周回を稼ぐ F1バーレーンテスト1日目

パナソニック・トヨタ・レーシングは16日、F1バーレーン合同テスト2週目を迎えた。
ヤルノ・トゥルーリが乗ったTF109は、サクヒール・サーキットを順調に駆け抜け、フェラーリ・BMWを含め最も多い141の周回を記録した。
トゥルーリはタイヤの比較に加え、メカニックと空力のセットアップの調整を行い、時間いっぱい課題をこなした。

パナソニック・トヨタ・レーシングを含め3チームが参加。
20度を越える気温の中、各チームは砂嵐によって中断を余儀なくされた先週の分を取り戻そうと、懸命にテストに励んだ。

17日も、再び、トゥルーリがステアリングを握る。

Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ:TF109-01
ベストラップ:1分33秒064  順位:3位 周回数:141
「収穫が多く、いい日だった。走行距離は2レース分以上。
テストの走行距離としては、自己最高記録だ。
今日は多くの項目をテストするため、作業の密度は濃く、かつ、競争力を発揮しつづけることができた。
いいスタートを切った」

パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「先週分を取り戻すことができ、とてもよかった。
TF109は何の問題もなく、750キロメートル以上も走ってくれた。
トゥルーリはメカニカルや空力のセットアップを確認し、タイヤのコンパウンドを比較できた。
新型車は速くて、信頼性も高く、すべて順調。
レースシーズンを控え、有意義な一日だった」

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豪GP、大規模火災でキャッチフレーズ変更に

いよいよ来月には2009年F1シーズンの開幕戦・オーストラリアGPがスタートするが、同グランプリがイベントのキャッチフレーズの変更を余儀なくされていることがわかった。
Australia GP Scene (C)Ferrari S.p.A
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2009年オーストラリアGPは当初マーケティングのためのイベント・キャッチフレーズを『Melbourne fires up』(燃えよ! メルボルン)とし、すでに現地のホテルなど宿泊施設もこれを前面に押し出して盛り上げていた。

しかしこのほど世界的なニュースで伝えられたように地元ビクトリア州には大規模な山火事が発生。
メルボルン近郊においても200人近い死者を出すなど『Melbourne fires up』が酒落にならない状況に追い込まれたものだ。

現在主催者は関連イベントの見直しを図るなど、思わぬ騒動に巻き込まれている。

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ルノー、冠スポンサー『ING』撤退にも「影響なし」

タイトル・スポンサーである『ING』が今シーズン限りでF1支援から撤退することが明らかとなったルノー・チームだが、フラビオ・ブリアトーレ代表は「すべて織り込み済みでチームに影響はない」と、強気の姿勢をみせている。
Flavio Briatore (C)Renault F1 UK
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「もともと『ING』とは3年間という契約で、今年が最後になることはわかっていたんだ。
だから別にわれわれは驚いてもいないし、あわててもいないよ。
『ING』と共に活動したこの3年間、彼らはとても理解ある支援者で、われわれはとても充実した関係を続けることができたと自負しているよ。
(『ING』の撤退で)資金的に多少の影響はあるかも知れないが、幸いにことにいまFIAとわれわれはF1のコスト削減に向けて大きな改革の舵を切っているところ。
影響はないね。
これからはこれまでのように巨額の資金を投入したチームだけが成功を収めるということもなくなるから、われわれにとってもチャンスだと考えているんだ」

コスト対パフォーマンスという観点では、他のどのチームよりも優れた結果を残してきたとされるルノー・チーム。
それを誰よりも実践してリードしてきたのがこのフラビオ・ブリアトーレ代表であることは間違いない。

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『ING』、2009年限りでF1支援から撤退へ

現在ルノー・チームのタイトル・スポンサーとして、また開幕戦オーストラリアGPを初めとする多くのグランプリでも冠スポンサーを務めるオランダの大手金融グループ『ING』だが、どうやら今季限りでF1の支援から完全撤退することが確実となった。
『ING』/Renault R27(C)Renault F1 UK
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アメリカ・サブプライムローン問題に端を発した世界規模の金融危機の影響は『ING』の場合も例外ではなく、すでにオランダ政府から巨額資本の注入を受けることが発表された上に世界で7,000人規模にも及ぶ社員の削減を行うなど深刻な影響が表面化していて、今シーズンの支援も約40%を削減することが明らかにされたばかりだった。

それでも同社のスポークスマンは「今シーズン、ルノー・チームと共にチャンピオンシップ獲得することを最大の目標にしたい」と、最後の年の大輪の花に向かって意欲をみせている。

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バーレーン合同テスト後半がスタート(2/16)

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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16日(月)、再び中東バーレーンを舞台に合同テストの後半がスタートした。
幸いこの日は前半各チームを悩ませた砂嵐に見舞われることもなく、いずれのドライバーも100周を超える精力的なテストを展開した。

トップタイムはこの日初登場のクリスチャン・クリエン(26歳:オーストリア)で、1'32.544のタイムをBMWザウバー『F1.09』で記録した。
「今日は一日何のトラブルに見舞われることもなく、充実したテストをプログラム通りに行うことができた」と、クリエンは満足げな表情をみせた。

2番手にはフェラーリのキミ・ライコネンで1'32.804、異なった仕様のブリヂストンタイヤの評価と、マシンのセットアップに取り組んだということだ。

トヨタはヤルノ・トゥルーリが担当。
この日トータル141ラップと、実に2グランプリ・ディスタンス分もの距離を走破、信頼性のあるところを示した。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 C.クリエン AUT BMW Sauber 1'32.544 131
2 K.ライコネン FIN Ferrari 1'32.804 116
3 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'33.064 141

   * 2008 Test-Time 1'30.015 K.ライコネン/Ferrari (2/10)
   * 2009 Test-Time 1'33.325 K.ライコネン/Ferrari (2/13)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2009/02/16

ブルーノ・セナ、ホンダ・チームと契約せず?

前ホンダ・チームがメルボルンのグリッドに着いた場合、ジェンソン・バトンと並びその有力ドライバー候補として挙げられていたブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)だが、これが『破談』になったとニュースが流れ、混乱に拍車を掛けている。
Petrobras (C)Williams F1
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英『デイリー・テレグラフ』によれば、新ホンダ・チームのスポンサーになるとみられたブラジルの大手石油会社『ペトロブラス』社との契約が最終的にまとまらなかったというもの。
ブラジルからはまだこれまでもセナに対し支援を行ってきたテレメックスの子会社『エンブラテル』がスポンサーになると言われているが、同紙はすでにブルーノ・セナとの契約も白紙に戻ったとしている。

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シェブリエ氏(ルノー・エンジン責任者)、更迭か

ルノー・チームでエンジン部門の責任者であるデニス・シェブリエ氏(エンジン・オペレーション・マネージャー)が更迭されたとのニュースがフランス国内で伝えられ、波紋を呼んでいる。
Denis Chevrier (C)Renault F1 UK
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仏『レキップ』紙などによれば、シェブリエ氏はエンストンにあるエンジン・ファクトリーから他部門への異動を通知されたものの、これを断りルノーを退社する可能性が高いという。

ルノー・スポールからの生え抜きであるシェブリエ氏はルノー&アロンソの黄金時代を築いた立役者であるが、昨季ルノー・エンジンを搭載したレッドブル・レーシングがフェラーリ・エンジンのトロ・ロッソに惨敗するなどエンジン部門に対する非難の矢面に立たされていたようだ。

なおすでに後任としてフラビオ・ブリアトーレ代表の下でサブ・マネージング・ディレクターを務めるロブ・ホワイト氏の昇格が有力になっている。

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『USF1』チームのドライバーにダニカ・パトリック嬢?

オール・アメリカンF1チームということで参戦が話題になっている『USF1』チームだが、そのドライバー候補の一人としてインディカー・シリーズの人気女性ドライバーであるダニカ・パトリック(26歳:アメリカ)の名前が急浮上、注目を集めている。
Danica Patrick (C)Honda Racing
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これは、同チームの主唱者とされるケン・アンダーソン氏が明らかにしたもので、同氏は「われわれはそのドライバーとして多くの候補を検討しているが、その中で彼女は現在最有力と言える。
まだ彼女と直接コンタクトを取った訳ではないので彼女自身がどう考えるかはわからないが、われわれにはテストをする用意がある」と、前向きな姿勢を示している。

インディカー・シリーズはホンダのエンジン独占供給ということもあり、パトリックにはホンダF1テストの機会もあったが、最終的には実現していない。
なお『USF1』チームの体制発表は、来週24日(火)に予定されている。

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メルセデス、エンジン供給には「戦闘力必要」

前ホンダ・チームが今シーズンのF1に参戦するためにはもうタイムリミットが迫っていると伝えられるが、その大きなカギとなる搭載エンジンについて有力候補とされているメルセデス・モータースポーツの関係者は次のように語っている。
Mercedes V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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「このスポーツのため、われわれには新チームに対しエンジンを供給する用意があるが、さりとてそれは無条件というものではない。
チームには資金面で最低限の担保は必要であるし、さらにまたそのチームがF1で恥ずかしくない戦いをできるレベルであることが重要だと考えている」

報道では、エンジン供給のためのメルセデス側が示した金額は1千万ドル(約9億1千万円)と言われ格安。
しかし「メルセデスのバッジが付く以上、それなりの戦闘力を要求している」とされ、こちらのほうが新チームにとっては大きな要素となりそうだ。

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2009/02/15

『ローマGP』、エクレストン氏がお墨付き?

突然持ち上がったイタリアの首都ローマを舞台とするグランプリ開催計画については、現在のイタリアGPを行っているモンツァからの強い反発があるなどその実現性には疑問視する向きが多いが、なんとF1開催を全面的に司るバーニー・エクレストン氏がこれにお墨付きを与えたという報道が注目を集めている。

これは地元イタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙が伝えたもので、それによればローマ市のマウリッツィオ・フラミーニ氏の言葉として「まもなくローマGPの最終計画案が市議会に提出される予定で、すでにエクレストン氏の了解も得ている」というもの。

またその開催時期については、一応2012年、早ければ2011年にも、ということだが、果たして開催に必要な資金面など実際にどれほどの具体的な裏付けがあるのかはまだ微妙とみられている。

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バトン(ホンダ)、「メルボルンのグリッドにいる」

果たして噂通り2009年のF1にその姿があるのか関心を集めるEx.ホンダ・チームだが、そのドライバーの一人として確実視されるジェンソン・バトン(29歳:イギリス)が、注目すべき発言を行っていることがわかった。
Jenson Button (C)Honda Racing
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それによればバトンは、先に行われたロンドン郊外でのミニ・マラソンに参加、レース後取材に集まったメディアに対し、「メルボルン(開幕戦・オーストラリアGP)のグリッドにいるよ」と、笑顔で語ったということだ。

伝えられるところではブラジルの資本家が関わっていると言われていて、チームメイトには故アイルトン・セナの甥にあたるブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)が有力視されている。

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「開発順調」を主張のルノー、実はトラブル?

先週行われたヘレス合同テストでは最終日にフェルナンド・アロンソが好タイムをマーク、開発が順調であるところを示したルノー・チームだが、実はその舞台裏はドタバタ状態であるのかも知れない。

というのも、当初参加予定とみられた今週のバルセロナ合同テストについて、同チームが急きょ不参加を表明したことが独『アウトモーター・ウント・スポルト』誌により伝えられたからだ。
Nelson Angelo Piquet (C)Renault F1 UK
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噂では、2009年シーズンを戦う新型車『R29』について先のテストで種々のマシントラブルがあったとみられていて、実際前半のテストを担当したピケのタイムは終始最下位に留まるものだった。
チームはこれらの対策のため、今週のテストをキャンセルしたのだという。

ヘレス合同テスト最終日にみせたアロンソの好パフォーマンスが、あるいはスポンサーに向けてのハッタリであったのか、関係者の注目をいま集めている。

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ライコネン(フェラーリ)、『新車、すべて順調』

思わぬ砂嵐の洗礼で中断を余儀なくされたバーレーン合同テストだが、最終的にベストタイムを記録したフェラーリ・チームのキミ・ライコネン(29歳:フィンランド)は、新型車『F60』の感触に十分な手応えを感じ取っているようだ。
Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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「今回のテストは砂漠の砂のせいでまったく予定が狂ってしまったけれど、天候ばかりはわれわれの努力でどうなるものでもないからね、しかたないよ。
それでもなんとか最後の日には走れたので良かった。
午前中はまだ路面に砂が残っていてだいぶ滑りやすかったんだけれどね。
僕がドライタイヤで『F60』を走らせたのはこれが初めてのこと。
「KERS」(運動エネルギー回収システム)の作動も問題なかったし、とても順調に開発が進んでいると思ったね。
まだ他のチームのレベルがわからないから比較はできないけれど、いいペースで来ているんじゃないのかな」

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ホンダ・チーム存続の黒幕はエクレストン氏?

ホンダ・チームの売却先については依然として明らかでなく、噂ばかりが一人歩きしているが、英『タイムズ』紙などによればFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏がその背景にあるのでは、との見方が出始めているようだ。
B.Ecclestone & F.Briatore (C)Renault F1 UK
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というのも、FOMがテレビ放映権やグランプリ主催者に対し『最低20台の出走を保証している』という話が依然として根強いことからだ。
もしホンダ・チームが消滅した場合2009年のグリッドは最大でも9チーム18台に留まることになり、このためにもホンダ・チームの救済にエクレストン氏が奔走しているというものだ。

英国の長者番付の常連であるエクレストン氏の財力によれば、ホンダ・チームの当座の救済は可能であろうが、公正中立であるべきFOMの代表が特定チームと関係を持つことの是非が指摘されることもあり、当人はこれについてコメントしていない。

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2009/02/14

トヨタ バーレーン・テスト4日目の模様(2/13)

復した天候の下、順調にテストを実施 F1バーレーンテスト

パナソニック・トヨタ・レーシングは13日、F1バーレーン合同テストの3日目に参加。
サクヒール・サーキットでの砂嵐による2日間の中断後、強い風は残っていたものの、この日は他の2チームと共にテストを順調に実施。

この日ステアリングを握ったのは、ヤルノ・トゥルーリ。
127周回にもおよぶ走行で、数々のテストを順調にこなした。

来週月曜日からのバーレーンにおいてもヤルノが、更なるテストに臨む。

ヤルノ・トゥルーリ :TF109-01
ベストラップ:1分33秒429  順位:2位 周回数:127周
「今日は順調だった。
走り始めには、トラックに砂が残っており、良い状態ではなかったが、強い風により次第に砂もなくなり、路面状態も徐々に良くなった。
周回を重ね、車のバランスが極めて良いことを確認できた。
優れたパッケージに基づく、セットアップなど充分にテストできた。
今後に大いに期待が持てる非常に良い内容だ」

Dieter Gass (C)Panasonic Toyota Racing
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ディーター・ガス :レース&テスト・チーフ・エンジニア
「やっと、バーレーンテストに期待するコンディションでテストが実施できた。
強風が残ったが、好天を活用し、周回数を稼ぐこともでき、車両セットアップ、タイヤなどのテストを充分実施できた。
車の信頼性にも大いに期待できることがわかり、最終的に今週は、実りの多いテストとなった」

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オール・アメリカンF1チーム、24日に体制発表へ

先に突如表面化して話題を呼んだオール・アメリカンF1チーム『USF1』だが、今月の24日(火)いよいよ正式にチーム体制が発表される予定であることがわかった。
USA GP Scene (C)Ferrari S.p.A
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これはチームの代表を務めるケン・アンダーソン氏と並び、その設立に深く関わっているとされるアメリカのテレビ・リポーター、ピーター・ウィンザー氏が米『スピードTV』で明らかにしたもの。

ただまだその具体的内容についてはF1チームの中でもほとんど知られておらず、関係者にも首を傾げる向きが多いことから依然として実現に向けては不透明さが漂ったままだ。

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ホンダ・チーム救済はブラジルの投資家?

ここに来て2009年のF1参戦にやっと見通しが立ったと一部に伝えられるホンダ・チームだが、その行き先についてイギリスの『ガーディアン』紙は、買収することになったのはブラジルの投資家グループであると伝えた。
Honda『RA107』 (C)Honda Racing
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これは(新チームでも有効な契約を持つ)ジェンソン・バトンと並ぶもう一人のドライバーに、ブラジルの新星ブルーノ・セナが起用されることとも符合するものだが、しかしいまだにその背景の詳細は明らかでない。

また、これまでに手当が付いた参戦資金はシーズンをフルに戦うには十分なものではなく、序盤の数戦に留まるものに過ぎないとの見方もされている。

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バーレーン合同テスト最終日、やっと路面回復(2/13)

Kimi Raikkonen (C)Ferrari S.p.A
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13日(金)、中東バーレーンで行われていた合同テストも前半の最終日を迎えた。

ここ2日間、砂嵐のため満足な走行ができない3チームだったが、午後になってやっとコンディションが回復したこの日、いずれのドライバーも100ラップ以上を周回するなど精力的な走りをみせた。

この日トップタイムを記録したのはフェラーリのキミ・ライコネンで1'33.325。
まだ路面に砂があって滑りやすいということだが、初日にトヨタのグロックがマークしたタイムをわずかに更新してみせた。
しかしトヨタのトゥルーリ、BMWザウバーのクリエンも僅差のタイムでこれに続いている。

前半のテストはこれで終了したが、3チームはいずれも来週再びテスト後半を4日間予定している。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 K.ライコネン FIN Ferrari 1'33.325 105
2 J.トゥルーリ ITA Toyota 1'33.429 127
3 R.クビサ POL BMW Sauber 1'33.666 125

   * 2008 Test-Time 1'30.015 K.ライコネン/Ferrari (2/10)
   * 2009 Test-Time 1'33.501 T.グロック/Toyota (2/10)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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ハミルトン順調 ヘレス合同テスト最終日(2/13)

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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スペインのヘレス・サーキットで行われている合同テストは、13日(金)第4日目そして今回の最終日を迎えた。
引き続きトップタイムは2008年仕様車を駆るトロ・ロッソのセバスチャン・ボーデが記録。

しかし2009年仕様車では、前日に続きマクラーレン『MP4-24』を駆ったルイス・ハミルトンがこの日さらに1秒以上もタイムを短縮、順調な開発ぶりをみせた。

これに続いたのはルノー『R29』のフェルナンド・アロンソ。
ルノーはここまでトラブルが続いて満足なタイムを記録できていなかったが、この日のアロンソはトータル109ラップを周回、セットアップを進めてタイムもマクラーレンに引けを取らないものをマーク、まずは満足できたようだ。

4-5番手にはウィリアムズのロズベルグ、レッドブルのウェバーが続いたが、そのタイムはいずれもマクラーレン&ルノーのものからは1秒半も遅れるものだった。
またマシンをシェアしたウィリアムズの中嶋一貴はもっぱらピットストップの練習を繰り返した。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'17.472 117
2 L.ハミルトン GBR McLaren Mercedes 1'19.632 94
3 F.アロンソ ESP Renault 1'19.846 109
4 N.ロズベルグ GER Williams Toyota 1'21.217 70
5 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'21.313 92
6 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota -------- 34

   * 2008 Test-Time : 1'16.617 S.ベッテル/RedBull Renault (12/17)
   * 2009 Test-Time : 1'20.737 L.ハミルトン/McLaren Mercedes (2/12)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2009/02/13

トヨタ バーレーン・テスト3日目の模様(2/12)

砂嵐の影響残る F1バーレーンテスト3日目

パナソニック・トヨタ・レーシングは12日、バーレーン・インターナショナル・サーキットで、F1合同テスト3日目を迎えた。
前日の砂嵐の影響が残り、走行は中断。
(参加チームは、パナソニック・トヨタ・レーシングのほか、フェラーリ、BMWサウバーの3チーム)

新型車は朝、ゆっくりしたスピードでのインスタレーションを1周。
しかし、サーキットがあるサクヒールの上空には砂ぼこりが残り、サーキットと病院を結ぶメディカル・ヘリが飛び立てず、テストが中断された。

今年初めて、最適なドライ・コンディションの中で新型車TF109に乗ることを楽しみにしていたヤルノ・トゥルーリは、翌13日の走行テストに望みを託した。

Sandstorm/Bahrain (C)Ferrari S.p.A
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ヤルノ・トゥルーリ :TF109-01
ベストラップ:記録なし 順位:記録なし 周回数:1
「砂嵐にあったのは初めての経験。
昨日も今日も、ピットにじっと待機しなくてはならなかったのは本当に残念だ。
朝、インスタレーションラップで1周走ったが、トラックは砂で覆われていた。
初めてのテストだったポルトガルのテストでも、寒さと雨だったので、早く車を走らせたい一心だ。
明日はテストできることを望む」

ディーター・ガス:レース&テスト・チーフ・エンジニア
「昨日の砂嵐の影響で、また今日も走れなかった。
少し状況は良くなってきているが、近くの病院まで飛ぶメディカル・ヘリが機能せず、テストが中断した。
明日こそはサーキットで走りたい」

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佐藤琢磨、レッドブルのリザーブドライバーも

2009年『スクーデリア・トロ・ロッソ』のシート獲得の夢が絶たれた日本の佐藤琢磨(32歳)だが、あくまでもF1のフィールドに残る方向で模策、ここに来てレッドブル・グループのリザーブドライバーになる可能性が高まってきたようだ。
佐藤 琢磨 (C)Scuderia Toro Rosso
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従前であればテストドライバーという道も考えられたが、F1はコスト削減という大きな流れの中でシーズン中のテストが禁止されるなどテストドライバーの存在価値が失われつつあり、正ドライバーに何かあった場合に交代要員としてのリザーブドライバーとしての契約が浮上したもの。

背景には、契約にこそ至らなかったもののトロ・ロッソ側の佐藤琢磨に対する評価が高かったことが窺われるが、加えてトロ・ロッソが依然としてレッドブル・グループの一員としてディートリッヒ・マテシス/オーナーの強い影響下にあることから、レッドブル・レーシングと合わせたグループとの契約話が噂されているもの。

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『ホンダ・チームの売却成立』と、英国内で報道

膠着状態が続いていたホンダ・チームの売却問題について、一部英国メディアがその進展を伝え、注目を集めている。
Mercedes V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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報じたのは英『クラッシュ・ネット』で、それによれば同チームのロス・ブラウン代表が、チーム・スタッフに対し「3月末の開幕戦オーストラリアGPに向け、直ちに準備を進めるよう指示するメールを行った」というもの。

売却内容の詳細については明らかにされていないが、すでに搭載するエンジンはメルセデスの『FO 108W』エンジン、またドライバーはジェンソン・バトン(28歳:イギリス)とブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)の組み合わせになるとの噂が早くももっとも至極伝えられているという。

なお、これについてホンダ・チームは公式コメントをしていない。

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M.シューマッハ、バイクレース事故で病院送り

F1で前人未踏の7回チャンピオンという偉業を成し遂げたあと、最近はもっぱらバイクレースに関心を示している元フェラーリのミハエル・シューマッハ(40歳:ドイツ)が、11日(水)スペインで行われたレースで転倒、病院送りになっていたことが報じられた。
Michael Schumacher (C)Ferrari S.p.A
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幸い、その後の報道によりシューマッハの怪我は軽傷であったことが判明したが、ヨーロッパのメディアでは一時『重傷説』が流れ、関係者を震撼とさせたということだ。

最愛の妻・コリーナ夫人の反応はまだ伝えられていないが、今回の事故がシューマッハの『余生の楽しみ』を奪うことになるのでは、と心配する向きも多いようだ。

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バーレーン合同テスト、『失われた日』(2/12)

Sandstorm/Bahrain (C)Ferrari S.p.A
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12日(木)、第3日目となったバーレーン合同テストは前日に引き続き再び砂嵐の洗礼。
それでもわずかに周回を重ねることができた前日とは異なり、この日はたった1ラップのインストレーションラップをしただけでまったく得る物のない『失われた日』となった。

この日グロックからステアリングを引き継いだトヨタ・チームのヤルノ・トゥルーリは、「長いことF1ドライバーをやっているけれど、こんなひどい『砂嵐』を見たことがないよ。
コースに出てはみたけれど、トラックは一面まるで砂の上だもの。
なんとか明日はコンディションが戻ってくれるといいんだけど……」と、嘆いた。

それでも同チームのパスカル・バセロン/シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーは「この時期、気温の上がらないヨーロッパでテストするよりはずっとまし」と、虚勢(?)を張ってみせた。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 K.ライコネン FIN Ferrari -------- 1
1 R.クビサ POL BMW Sauber -------- 1
1 J.トゥルーリ ITA Toyota -------- 1

   * 2008 Test-Time 1'30.015 K.ライコネン/Ferrari (2/10)
   * 2009 Test-Time 1'33.501 T.グロック/Toyota (2/10)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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ハミルトン登場! ヘレス合同テスト3日目(2/12)

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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スペインのヘレス・サーキットで行われている合同テストは、12日(木)第3日目を迎えた。

トップタイムこそ引き続きトロ・ロッソがマークしたものの、こちらは2008年仕様車で規格違い。
2009年仕様車では、この日から登場した王者ルイス・ハミルトンがマクラーレン『MP4-24』を駆り、初の本格的なテストで前日僚友コバライネンのタイムをさらに凌ぐ好タイムを記録してみせた。

しかし今季レッドブルに移籍した気鋭のセバスチャン・ベッテルがわずか0.001秒という僅差で肉薄、『RB5』のポテンシャルを感じさせている。

ルノー『R29』をドライブしたフェルナンド・アロンソは、タイムこそ最下位に終わったもののこの日最多となる133ラップを周回、「完全なドライでのテストはこれが初めてのことになるけれど、今日は「KERS」(運動エネルギー回収システム)を踏まえた上でのロングランができ、大いなる手応えがつかめた」と、その感触に好印象を示した。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 S.ボーデ FRA Toro Rosso Ferrari 1'18.493 126
2 L.ハミルトン GBR McLaren Mercedes 1'20.737 93
3 S.ベッテル GER RedBull Renault 1'20.738 92
4 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'20.898 92
5 F.アロンソ ESP Renault 1'20.307 133

   * 2008 Test-Time : 1'16.617 S.ベッテル/RedBull Renault (12/17)
   * 2009 Test-Time : 1'20.799 H.コバライネン/McLaren Mercedes (2/11)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2009/02/12

トヨタ バーレーン・テスト2日目の模様(2/11)

期待はずれの砂嵐 F1バーレーンテスト

パナソニック・トヨタ・レーシングは11日、F1バーレーン合同テストの2日目に参加した。砂漠に囲まれたサクヒール・サーキットを襲った砂嵐で、テストは中断。
10日に続き、新型車の空力とセットアップの課題を続けるはずだったティモ・グロックは、予定より早く走行を終えた。

参加したドライバーはグロックのほか、フェラーリのフェリペ・マッサとBMWサウバーのロベルト・クビサの3人。
開始からわずか1時間半後、砂嵐で空が暗くなり、午前9時半にセーフティ・ヘリが飛行できなくなり、その後、天候の回復を待つ各チームの願いもむなしく、中断が決定した。

12日は、ヤルノ・トゥルーリがステアリングを握る。

ティモ・グロック : TF109-01
ベストラップ:1分34秒902 順位:3位 周回数:14周
「今日は短すぎた。
順調に行った昨日に引き続き、密度の濃い内容を予定していたが、残念ながら天候の変化によりそれがかなわなかった。
午前中の強風にはなんとか対処できたが、砂嵐により、中断に至ってしまった。
車が快調なだけに、残念だ。
明日以降のコンディションが、もっとよくなることを願う」

Dieter Gass (C)Panasonic Toyota Racing
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ディーター・ガス : レース&テスト・チーフ・エンジニア
「今日は期待が外れた。
周回数を稼ごうとバーレーンに来たのに、砂嵐により中断となってしまった。
しかし、まだ6日間ある。
残りのテストは、好条件のなかでテストができると信じている」

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ウェバー(レッドブル)、現場復帰に『満足』

昨年11月の負傷以来の現場復帰となったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバー(32歳:オーストラリア)は、約3か月ぶりとなるステアリングの感触に満足の意を表した。
Mark Webber (C)Redbull Racing
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「もともとそんなに悲観的になることはなかったけれど、実際にこうしてF1のコクピットに戻るとやっぱりうれしいよね。
復帰にはもっと時間が掛かるかと思ったから、予定より早いこの時期のカムバックには満足している。
幸い足には何の問題もなかったし、新型車の感触もとてもいいので今は今シーズンの戦いに大きな希望を持っている。
3月、ホームでの開幕戦が今からとても楽しみだよ」

ウェバーは昨年11月、自身が主唱するチャリティ・イベントでの交通事故により右足を骨折する大怪我を負い、これまで懸命のリハビリテーションを続けていた。

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ブリヂストン、コンパウンド識別に新トライ

F1のレースに使われる2種類のタイヤの識別について、ブリヂストンは今シーズンまた新たな試みをヘレス合同テストでトライしている。
Green Tyre (C)McLaren Group
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2008年までは、ソフト側のタイヤのトレッド面に白線をペイントして識別していたが、今シーズンはドライタイヤはすべてスリックタイヤになるため、トレッド面にペイントすることは不可能。

そこで今回トライしているのが、ソフトタイヤの側面にグリーンのラインをペイントするというもの。
ヘレス・サーキットで走ったクルマには、タイヤの外側と内側のショルダー部分に緑色のラインがペイントされていた。

今後各方面の意見を採り入れ、最終的な仕様が決定される見込みだ。

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バーレーン合同テスト2日目は砂嵐の洗礼(2/11)

Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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晴天と高温を期待した、中東の地まで遠征を果たしたバーレーン合同テスト組の3チームだったが、皮肉にも第2日目の11日(水)も天候トラブル、この日は当地特有の砂嵐に見舞われ、いずれのマシンもわずかな周回しかできない羽目となっている。

最速タイムは『F60』を駆ったフェラーリのフェリッペ・マッサが記録したが、タイム的にも前日のものには及ばないもの。
マシンを降りたマッサは「今日はKERSを使わずに走った。
ちょっとしたソフトウェアのトラブルはあったけれど、全体としてはいい一日になったと思う」と語ったものの、周回はわずか17ラップに留まっている。

明日はいよいよキミ・ライコネンがステアリングを握ることになっている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 F.マッサ BRA Ferrari 1'33.639 17
2 R.クビサ POL BMW Sauber 1'34.398 22
3 T.グロック GER Toyota 1'34.902 14

   * 2008 Test-Time 1'30.015 K.ライコネン/Ferrari F2008 (2/10)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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ヘレス合同テスト2日目、中嶋一貴初登場(2/11)

S.Buemi & F.Tost (C)Scuderia Toro Rosso
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11日(水)、ヘレス合同テストは第2日目を迎えた。
この日もトップタイムを記録したのはまだ昨年仕様のクルマを走らせるトロ・ロッソのセバスチャン・ブエミで、この日は初めてのレース・ディスタンス・シミュレーションに挑みながらベストタイムを1分17秒台にまで入れた。

2009年新型車の中ではマクラーレンの『MP4-24』を走らせたヘイキ・コバライネンが最速でこちらのベストは1'20.799というものだった。
これに続いたのは昨年11月の交通事故での負傷からやっと復帰が叶ったレッドブルのマーク・ウェバーで、たちまち元気なところを示している。

4番手はやっと新型車のテストが実現したウィリアムズの中嶋一貴。
マシンのセットアップを進めると共にこちらもこの日トータル125ラップを周回、その走行距離は550キロにまで及んだ。
ルノーのピケ・ジュニアは途中マシントラブルに見舞われ、49ラップのみの周回に留まり5番手だった。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 S.ブエミ SUI Toro Rosso Ferrari 1'17.591 143
2 H.コバライネン FIN McLaren Mercedes 1'20.799 110
3 M.ウェバー AUS RedBull Renault 1'21.321 83
4 中嶋 一貴 JPN Williams Toyota 1'21.451 125
5 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'21.908 49

   * 2008 Test-Time : 1'16.617 S.ベッテル/RedBull Renault (12/17)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2009/02/11

トヨタ バーレーン・テスト1日目の模様(2/10)

F1バーレーン合同テスト初日 好天の下でテスト走行

パナソニック・トヨタ・レーシングは10日、バーレーンで、2週間にわたるF1合同テストを開始した。
1月下旬、ポルトガルで行ったシーズン初の合同テストで、雨に見舞われたチーム。
ヨーロッパの厳しい冬を避け、今回は中東に向かった。
サーキットを白く包んだ霧のため、開始が少し遅れたが、日中は暖かな日差しの天候に恵まれた。テストに適した好条件のもと、新型車に乗ったティモ・グロックは82周を記録。
TF109の性能を試し、セットアップの課題をこなした。
11日もグロックがテスト走行をする。

ティモ・グロック:TF109-01
ベストラップ:1分33.501秒  順位:1位 総周回数:82周
「悪天候のポルトガルでの合同テストの後、ドライコンディションの中でTF109を走らせる機会は今回が初めてだった。
霧で開始が少し遅れたが、大きな影響なく、セットアップを確実にこなし、新型車も快調だ。車は性能が高く、ポジティブなサインだ。
周回数も多く、幸先のいいスタートを切った」

Dieter Gass (C)Panasonic Toyota Racing
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ディーター・ガス:レース&テスト・チーフ・エンジニア
「今日1日うまく行き、バーレーンでの2週間のテストは、いい形で始まった。
冬でも、ここバーレーンは、いつもいい気温で、テストに適している。
早朝、霧で少し始まりが遅れたものの、その後は、充分な気温の中で走行できた。
新型車、新しい空力パッケージや新しいタイヤの確認、空力の課題をこなし、さまざまなセットアップの方法を試した。
順調に、今後に役立つテストを行うことができた」

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モズレーFIA会長、「これからはネットの時代!」

FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は、「これからはもっとインターネットを活用すべき」との持論をドイツ・メディアに対し展開した。
Monitor Image (C)Redbull Racing
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「現在、例えばインターネットのみのジャーナリストはF1ではメディアとして認められていない。
これは、多分に(インターネットが嫌いな)バーニー・エクレストンの意向であると考えられる。
実際、彼はインターネットをメディアとしては認めようとしていないからね。
もちろんインターネットには良い部分も、またそうではない部分もあるが、われわれがもしその好ましくない部分についてこれを克服することができたなら、ここから開く可能性は実に大きい。
例えばパドックやピットガレージでのライブ画像をインターネットを通じて世界中のコンピュータにオンライン配信する。
もちろん移動中でも見られるし、革命的なことになるとは思わないかい」

1993年のFIA会長初就任以来、多くの改革を行ってきたモズレー会長は、さらに5選目を目指し今年の会長選挙にも意欲をみせている。

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解説者クルサード大予想、「バトンのキャリア終焉」

昨年限りでのF1引退を表明したデビッド・クルサード(37歳:イギリス)が、今シーズンのF1について大胆予想を繰り広げている。
David Coulthard (C)RedBull Racing
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これはクルサード自身が今季コメンテーターを務めることになる英『BBCスポーツ』で語ったもので、その中でこのベテランはまず同国のジェンソン・バトンについて、「彼が今シーズンのグリッドに着けるのかどうかは、ひとえにホンダ・チームの売却がなるかどうかに掛かっている。
僕は部外者だから交渉の行方についてはわからないけれど、なんか難しそうだね。
もしもあと1か月のうちにこれが解決できないのであれば、バトンのキャリアはそれで終焉を迎えることになってしまうだろう」と、きわめて厳しい見方を語っている。

また今年のチーム力について、「今年もマクラーレンとフェラーリが中心になるとは思うけれど、伏兵は意外とフォース・インディアになるのではないか。
フェラーリ・エンジンを積んでいた去年は苦戦したけれど、なんといっても今年はマクラーレン・メルセデスからの全面的な支援を受ける。
今年はKERSなどテクニカル面での変更も多いから、もしかしたら意表突いてこのチームが大化けするかも知れないよ」と、大胆な予想を展開してみせた。

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バーレーンテスト初日、トヨタが最速タイム(2/10)

Timo Glock (C)Panasonic Toyota Racing
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10日(火)、バーレーンGPが行われているサクヒールでも合同テストがスタート。
こちらの参加チームは例年通りのフェラーリ&トヨタに加え、今年はBMWザウバーも合流して3チーム体制ということになった。

いずれのチームにとっても、遠隔の地・中東まで遠征する大きな理由は安定した天候と気温のためだったが、しかし初日のスタート時は思わぬ霧の来襲で2時間ほども足止めを食うハプニングに見舞われている。

この日まずトップタイムを記録したのはトヨタのティモ・グロック、しかしフェラーリのマッサ、BMWザウバーのクビサらも僅差でこれに続いてみせた。

テストは13日(金)まで行われる予定になっている。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 T.グロック GER Toyota 1'33.501 82
2 F.マッサ BRA Ferrari 1'33.615 98
3 R.クビサ POL BMW Sauber 1'33.702 95

   * 2008 Test-Time 1'30.015 K.ライコネン/Ferrari F2008 (2/10)
    (訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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ヘレス合同テスト初日、レッドブル新型車順調(2/10)

Redbull『RB5』(C)RedBull Racing
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10日(火)、ヘレス合同テストが本格的にスタート。
参加したのはマクラーレン。ルノー、トロ・ロッソ、レッドブル、そしてウィリアムズの5チーム5台。

トップタイムを記録したのは2009年の新人ドライバー、セバスチャン・ブエミだったが、トロ・ロッソのクルマはまだ昨年のものをベースとしたもの。
完全な新型車の中では昨日正式発表、シェイクダウンを済ませたばかりのレッドブル『RB5』が、セバスチャン・ベッテルの手により最速タイムを記録している。

テストは残念ながらお昼頃にシャワーに見舞われることとなった。
ベッテルは途中ストップする場面をみせたが、これはギヤボックスのセンサーが原因ということだった。

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 S.ブエミ SUI Toro Rosso Ferrari 1'19.660 104
2 S.ベッテル GER RedBull Renault 1'22.177 61
3 N.ヒュルケンバーグ GER Williams Toyota 1'22.443 82
4 H.コバライネン FIN McLaren Mercedes 1'22.634 60
5 N.アンジェロ・ピケ BRA Renault 1'23.313 35

   * 2008 Test-Time : 1'16.617 S.ベッテル/RedBull Renault (12/17)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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2009/02/10

『オール・アメリカンF1チーム』、当事者が認める

先に突如報じられた『オール・アメリカンF1チーム』構想だが、その当事者とされる人物がこの報道について「事実である」とこれを認めたことから、さらに騒動は大きくなりつつあるようだ。
2003 USA GP Scene (C)Ferrari S.p.A
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通称名が『USF1チーム』とされるこのチームでは、これまでその主導者が米NASCAR関係者というだけでF1グランプリでの経験について疑問符が投げ掛けられていたものの、一人は1980年代にF1でテクニカル・ディレクターを務めたことがあるケン・アンダーソン氏、またそのパートナーもウィリアムズ・チームなどでマネージャーを務めたことがあるピーター・ウィンザー氏であるということで、急速にその信憑性が高まりつつある。

アンダーソン氏は「知られていないがアメリカでもF1への理解は深まっていて、アメリカ人によるF1チームは決して絵空言ではない。
もちろんドライバーについてもアメリカ人を使うことになる」と、オール・アメリカンF1チームの実現に強い自信をみせた。

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レッドブル『RB5』の初テストはギヤトラブル

9日(月)発表されたレッドブル・レーシングの新型車『RB5』は、その後直ちに当地(ヘレス・サーキット)でシェイクダウンが行われたが、初日の結果は少々ほろ苦いものとなった。
Redbull『RB5』(C)RedBull Racing
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コースインしたベッテルは慎重にマシンの各部を点検しながら周回を重ねたが、途中ギヤボックス内部のオイル温度が上昇していることが確認され、14ラップを周回したところでこの日の走行が打ち切られたもの。

この日のテストについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「ギヤボックスに一部心配な点がみられたので、万全を期して早めにテストを終了させた。
原因についてはこれからデータをチェックして究明にあたる。
「KERS」(運動エネルギー回収システム)は搭載してるが、今回これについてはまだ作動させていなかった」と、説明している。

なおチームからベストタイム等は公表されていない。
テストは明日10日(火)から本格的に他チームと共に合同テストとして行われることになっている。

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レッドブル、2009年新型車『RB5』を正式発表

他チームからはかなり遅れたものの、今シーズンの躍進を期すレッドブル・レーシングが期待の新型車『RB5』を9日(月)正式発表した。
場所はスペインのヘレス・サーキットで、このあと直ちにシェイクダウン・テストが予定されている。
Redbull RB5 (C)Redbull Racing
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今シーズンはエアロダイナミックスを含めたF1レギュレーションが大幅に変更されたことから、各チーム共にそのデザインを一新させているが、とりわけこの『RB5』は極端に細いノーズで関係者を驚かせた。

『RB5』は、2006年に同チームに加入した空力の鬼才エイドリアン・ニューイ氏(現テクニカル・オフィサー)が本格的にゼロから開発したマシンとみられ、この空力処理もいかにもニューイの手になるものと評価する向きが多い。

新型車を目の当たりにした同チームのドライバー、セバスチャン・ベッテル(21歳:ドイツ)も「思った以上にインパクトがある個性的なマシンだった。
なにしろあのニューイの自信作だから、きっと活躍できるものと期待しているよ」と、手応えを感じ取った様子だった。

レッドブル・ルノー『RB5』の画像はこちら

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2009/02/09

今週、F1チームはオフテスト第2弾へ

しばしのインターバルを終え、F1は今週再び集中オフテストに入る。
Ferrari Bahrain Test (C)Ferrari S.p.A
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場所は今回二手に分かれ、一方はスペインのヘレス・サーキットで、またもう一方は中東バーレーン・サーキットを舞台に行うことになっている。

今日9日(月)から開始されるのはヘレス合同テストのほうで、こちらにはマクラーレン、ルノー、トロ・ロッソ、レッドブル、そしてウィリアムズの5チームが参加予定。
また今年で3年目となるバーレーン合同テストのほうは、明日10日(火)から、これまでのフェラーリ&トヨタ両チームに加え、今回は新たにBMWザウバーも参加することになっている。
残念ながら搭載エンジンの変更等によりまだ新型車の開発スケジュールが滞っているフォース・インディア、そしてチーム自体の行く末自体が明確になっていないホンダは参加の見通しが立っていないままとなっている。

なおレッドブルはこのテストで2009年シーズンを戦う新型車『RB5』(仮称)を今日発表することになっている。

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トルコGP、2011年開催が最後? 地元紙報じる

2005年シーズンからイスタンブールで開催されているトルコGPだが、最悪2011年を最後にその開催が途絶える可能性を地元トルコの『ザーマン』紙が報じて注目されている。
2008 Scene (C)McLaren Group
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これは、同GPの主催者であるITO(イスタンブール商工会議所)のゼネラル・ディレクターであるカン・グクル氏が語ったもので、それによれば事実上のトルコGP運営者であるバーニー・エクレストン氏から、開催についての『事前通告』を受け取ったというもの。

トルコGPは名目上ITOが運営している建前になっているが、実際にはビッグレース開催の経験がないためエクレストン氏側がこれを行っているとされる。
しかし両者の間の契約では、いずれかが事前通知を行った場合、最短3年の猶予期間を経て開催が終了に至るということだ。

こうしたことから、エクレストン氏はすでに2011年を最後にトルコGPの継続開催を断念、新規開催を狙って門前市を成すF1新興国に焦点を合わせているものとみられる。
現在候補に挙げられているのはロシア、韓国、南アフリカ、インドなど。
最近ではポルトガルも名乗りを挙げていると言われる。

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GPDA、スーパーライセンス料金に対し声明文

FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は、昨年に引き続きF1参戦に必要なスーパーライセンス発給料金のさらなる値上げを通知しているが、これに対しF1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)が下記のように反論する声明文を発表した。
2008 F1 Drivers (C)Redbull Racing
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それによればスーパーライセンス発給料金は「2007年の時点ですでにすべてのスポーツ競技を通じ最も高額となっていた」こと。
また「何ら予告なしに基本料金が200%、ポイント課金が350%と、異常な値上げがされている」こと。
これらによりFIAはドライバーから年間約170万ユーロ(約2億230万円)もの巨額を得ることになるという。

他のモータースポーツで最も高額なのは米NASCARになるが、こちらの料金はわずか4千ドル(約36万8千円)なのに対し、F1での最高額はなんと27万ドル(約2,484万円)にも達するということだ。

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2009/02/08

「今やF1は史上最大の危機」と、モズレー会長が檄

英国メディアの取材に答えたFIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は、「今やF1は史上最大の危機にある」と現在の状況について強く訴えた。
Checker Flag Image (C)Williams F1
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「いまF1が置かれている状況は、少なくとも私が知る1960年代以降、最悪のもの。
ということは、われわれの誰もが経験したことのないひどいものだということだ。
誰もが知るように、現在のF1はとてつもない費用が掛かりすぎている。
私が考えるところでは、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)から配られる分配金、それにスポンサーから得られるいくらかの資金を加えた程度が適切なチームの費用になるのだと思っている。
いまこの世界的な経済不況で、メーカー系チームはその親会社が大きな経営危機に見舞われている。
これは、このF1がさらなるコスト削減が実現できないならば、多くのチームの撤退ということを意味するものだろう。
F1に関係するすべての人間は、このことを十分に心しなければならない」

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モズレーFIA会長、「アメリカン・チームの参戦歓迎」

突如湧き起こったオール・アメリカンによるチームのF1参戦話だが、これを受けたFIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は「大いに歓迎する」と、実現に期待するコメントを明らかにしている。
Image (C)BMW Sauber F1
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これは英『ロイター』の取材に答えたもので、その中でこのイギリス人は、「その話は事実だよ。
私は実際に話を聞いているんだから。
彼らはとても真剣にF1参戦を考えている。
しかし、誰もが直面するように、彼らにとっても問題は資金の手当てにあるようだ。
それを考えてもF1のコスト削減というのは重要な課題なのだ」と、語っている。

同氏はこうした状況を受け、現在新規参入チームに課している大きな負担(巨額参加保証金の預託、また最初の2年間は分配金がもらえず、機材の運搬(通称FOCA便)も自前になることなど)について再考の余地があるとも付け加えた。

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エクレストン氏、なおもホンダF1売却を楽観

当初のタイムリミットと言われた1月末を過ぎ、すでに1週間を経過しながら何の進展も報告されていないホンダ・チームの売却話だが、それでもなおバーニー・エクレストン氏は、事態を楽観視しているようだ。
B.Ecclestone & F.Briatore (C)Renault F1 UK
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独『DPA』通信の取材に対し、同氏はこの英国ブラックリーに本拠を構えるチームのマシンが3月29日メルボルンのスターティンググリッドに並ぶだろうとの見通しを再び示している。

エクレストン氏はFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の代表として、テレビ放映権やグランプリ主催者に対し最低20台の出走を保証しているとみられているが、これについても「20台に達しないとしても大きな問題ではない」と、余裕の表情をみせている。

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2009/02/07

トヨタらのディフューザー、「今のところOK」とFIA会長

トヨタの新型車『TF109』とウィリアムズの新型車『FW31』について、いずれもディフューザー(排気管の拡散装置)がレギュレーションに反しているのでは、との指摘について、FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は「現在のところ問題ないと考えている」との見解を英誌に対し示した。
Williams Toyota FW31 (C)Williams F1
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「私が聞いた限りでは、FIAの技術部門はこの件について違反とは考えていないようだ。
したがってこのまま行くなら特にこれが開幕戦で問題となることはないだろう。

ただし、他のチームから抗議が出されれば、もう一度レギュレーションとの兼ね合いについて検討がなされるだろうから、その先はわからない。
いずれにしても、トヨタとウィリアムズはいい所を突いてきたと言えるのではないか」

排気管の処理についてはフェラーリの『F60』についても疑義が出されたが、こちらはすでに改良が施されたと伝えられている。

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「可能性ある限りF1を目指す」と、佐藤琢磨

トロ・ロッソが今季のドライバーにセバスチャン・ボーデを指名したことにより、F1復帰がならなかった佐藤琢磨は、パーソナル・マネージャーであるアンドリュー・ギルバート・スコット氏と共に次のようなコメントを発表した。
佐藤 琢磨 (C)Scuderia Toro Rosso
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佐藤琢磨:
自分自身の未来がどうなるかは現時点ではまだわかりませんが、次にどのようなステップを選ぶべきか、今後マネジャーとともに検討していくことになります。
いずれにしても、僕のF1での活動が終わったとは到底思うことができず、まだ多くのことができると信じています。
トップレベルのモータースポーツで今後も活動する決意でいますし、可能性がある限り、F1への復帰を最優先して行動していくつもりです。
いつも熱心に僕を応援してくれるすべての皆さんに心からお礼の言葉を申し上げます。
これまで皆さんとの間に築いてきた素晴らしい関係はこれからも忘れることがないでしょうし、このご恩をいつかお返ししたいと思っています。

アンドリュー・ギルバート・スコット:
スクーデリア・トロ・ロッソが2009年のレースドライバーとして佐藤琢磨を選ばなかったことにひどく落胆しています。
参加した3回のテストを通じ、琢磨は類い稀なスピードと献身ぶりを示し、速いドライバーであることを充分に証明したと私は信じています。

チームの財政を支えるため、彼らが多額の資金を持ち込めるドライバーを起用する必要があったことは広く知られているとおりでした。
われわれは懸命に努力し、チームのサポートについて数多くのスポンサーと交渉を進めてきましたが、残念ながらシートを獲得するには充分といえなかったようです。

これまでと変わらず支援し続けて下さっているスポンサーの皆様や新規のスポンサーの皆様、そしてたくさんの琢磨ファンの皆様には、琢磨がレースシートを獲得できるよう様々な面でご尽力くださったことに心より感謝申し上げます。
今後、われわれは新たな可能性を探ることになります。

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佐藤琢磨、トロ・ロッソのシート獲得ならず

6日(金)、『スクーデリア・トロ・ロッソ』は残された最後のシートについて、昨年同様セバスチャン・ボーデ(29歳:フランス)に託すことを正式発表した。
これにより、F1復帰に向け最後の望みをつないでいた佐藤琢磨の夢は絶たれることとなった。
Sebastien Bourdais (C)Scuderia Toro Rosso
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2009年もF1が決まったボーデは、「ボクにとって実に長いオフだった。ひたすら待つだけだったからね。
でもこうしてまたF1で戦えるチャンスを与えてくれたチームと、マテシス(レッドブル・グループ/オーナー)には深く感謝している。
昨年の経験を活かし、新しいチームメイトであるブエミと共にチームのため全力を尽くしたい」と、意欲をみせた。

チームは当初からベテランと新鋭の組み合わせが良いとしていて、まだ19歳の新人ブエミと組ませるなら佐藤琢磨のほうが有力とみられたが、その後レッドブルからの資金が激減になることからスポンサー獲得が大きな要素になったとみられる。

残念ながら日本企業のF1熱はすっかり冷めていて、佐藤琢磨のみならず現ウィリアムズ・チームの中嶋一貴についても日本からの支援はほとんどみられない状況だ。

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2009/02/06

メルセデス、ダイムラー社取締役会裁決報道を否定

マクラーレン・チームの一員としてF1活動に深く関わるメルセデス・モータースポーツだが、先に伝えられた親会社・ダイムラーAG取締役会による「F1活動継続承認」という報道について、事実無根とこれを否定している。
Mercedes 100year Win (C)Mercedes Motorsport
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メルセデスのスポークスマンは報道については否定したものの、「報道とは関係なく、われわれは粛々とF1参戦を継続していく」と、F1活動に何ら影響がないことを強調したもの。

この件については最初にドイツの『フォーカス』誌が報じていて、その内容も「裁決は、3対2の僅差で承認された」と具体的なものだったため、直ちに世界中に打電されていた。

メルセデスは、コンストラクターとしては1950年代に通算8勝。
エンジン・サプライヤーとしては1994年にザウバー、1995年からマクラーレン・チームに供給、通算59勝を記録している。

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モズレーFIA会長、5選への出馬の意志示す

FIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長(68歳:イギリス)が、5戦への出馬に向けその意志を明確に示し始めている。
Max Mosley (C)RedBull Racing
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FIA会長の任期は今年の9月で満了となるが、モズレー氏は以前スキャンダル問題で批判が相次いだこともあり、一時再選には否定的な言葉を口にしていた時期もあった。

しかしスキャンダル問題がすっかり沈静化したこともあって、最近は出馬に前向きな姿勢をみせており、今回はさらにそれを一段推し進めたもの。
実現すれば、1993年の初就任以来、モズレー体制は通算20年という長きに渡ることになる。

なお一時ライバルと目されたジャン・トッド氏(フェラーリ)やロン・デニス氏(マクラーレン)らはいずれも出馬を否定していて、現在のところ有力な対抗馬が見あたらないというのも現実だ。

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佐藤琢磨、トロ・ロッソのシート獲得に暗雲

ホンダ・チームの行く末を除けば、2009年のF1シートはトロ・ロッソの一つを残すだけとなっているが、どうやらF1復帰を目指す佐藤琢磨にとって厚い暗雲が立ちこめてきたようだ。
佐藤 琢磨 (C)Scuderia Toro Rosso
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というのも、トロ・ロッソのスポークスマンは来週ヘレス・サーキットで行われる合同テストについて、セバスチャン・ボーデの参加が確実と『Manipe F1』に対し語ったもの。

同チームではすでに新鋭セバスチャン・ブエミ(19歳:スイス)の起用が決まっていて、シーズン前のこの時期にチームがボーデをテストに招聘したとなれば、これがそのまま2009年のシートに繋がる可能性が極めて高いからだ。

昨年のテスト時点では最有力とみられた佐藤琢磨だが、結局まだシート獲得に至らなかったのはスポンサーの獲得が思わしくないためとも言われている。
トロ・ロッソはレッドブル・グループの一員としてレッドブル・レーシングと並ぶ兄弟チームだが、今シーズンは約4割も運営費が削減され苦境に陥っているとみられている。

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2009/02/05

ブルーノ・セナ、「名前でなく実力でF1へ行きたい」

昨年11月、ホンダ・チームでテストを行っていたブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)は、「F1へステップアップするなら名前ではなく実力で行きたい」と、その意欲を英『クラッシュネット』で語っている。
Bruno Senna (C)Honda Racing
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「テストではとてもうまくやれたし、その時にはチームがそんなことになるなんて思いもよらなかった。
そんな兆候はどこにもなかったしね。
今はただチームに有力な買収者が現れてくれるのを待っている状況だけど、今月のうちに朗報が聞かれるというのはどうなんだろう、あまりに静かなんだよね。
ただ僕はすべてがうまく行くことを願っているよ。
そして、僕は『セナ』という名前のお陰でなく、自分自身の実力でF1に上がりたいと思っているんだ」

ホンダの撤退宣言前には、セナはジェンソン・バトンと並び2009年シーズンのドライバーとして有力候補に挙げられていた。

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FIA、2010年にはさらなるコスト削減実現へ

F1のコスト削減を目標に今シーズンも大幅なレギュレーションの変更が行われるF1グランプリだが、それでもホンダ・チームの撤退という想定外の出来事を踏まえ、FIA(国際自動車連盟)は2010年シーズン、さらなるコスト削減を図る意向を示した。
Brake Image (C)Honda Racing
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それによれば、これまで伝えられたエンジンやギヤボックスだけでなく、ホイールやブレーキシステム、サスペンションなどマシン・ハードの多くの部分について標準部品(スタンダードパーツ)の導入を義務付けようというもの。

FIAはF1の参戦コストを現在の推定年間3億ユーロ(約345億円)から、自動車メーカー系チームについては1億ユーロ(約115億円)に、また独立系のプライベート・チームについては5千万ユーロ(約57億5千万円)程度まで縮小したいとしていて、今後2週間以内に詳細な案を策定するという。

ただこの実現にはF1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の同意が不可欠である一方、技術開発の促進を損なうとしてメーカー系チームが反発することが考えられる。

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『オール・アメリカンF1チーム』構想が明らかに

『TotalF1.com』が『オール・アメリカンF1チーム』構想があることを報じて注目を集めている。
2003 USA GP Scene (C)Ferrari S.p.A
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まだその詳細について明らかではないが、アメリカン・モーターレーシングで人気のNASCAR関係者によるものとみられ、アメリカの技術、アメリカ人ドライバーによるF1チームを目指しているものと推定されている。

なかなかF1人気が定着しないアメリカでは、2007年のインディアナポリスを最後にF1グランプリは行われていない。
なお、過去1960年代にもダン・ガーニー氏率いる『オール・アメリカン・イーグルス』というチームがF1に参戦したことがあるが、こちらは必ずしもすべてアメリカンという訳ではなかった。

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2009/02/04

N.ヒュルケンバーグ、「2010年にはウィリアムズに」

現在ウィリアムズ・チームのテストドライバーを務めるニコ・ヒュルケンバーグ(21歳:ドイツ)が、2010年を照準に同チームのレースシートの獲得を狙っていることを、独『モータースポーツ・アクチュエル』誌に語っている。
Nico Hulkenberg (C)Williams F1
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「もちろんF1というのはすべてのレースドライバーの最終目標だから、僕もそこに上がれることを熱望しているよ。
もしも2010年に叶うなら、それは素晴らしいことだね」

ヒュルケンベルグは、ドイツのカート界で出世の階段を歩み、2005年にフォーミュラBMWでシングルシーターデビューを果たすと、そのまま駆け足でタイトルを獲得。
2006年はドイツF3で戦う一方で、A1GPシリーズにも参戦し2006-2007年シーズンで優勝を果たし、さらには2007年のF3ユーロシリーズでランキング3位に。

2008年シーズン、中嶋一貴のあとを継いで同チームのテストドライバーに抜擢されると、ARTグランプリから参戦したこの年のF3ユーロシリーズでみごとチャンピオンを獲得、2009年はいよいよF1登竜門とされるGP2シリーズへのステップアップが予定されている。

ウィリアムズ・チームではロズベルグ、中嶋一貴いずれも契約は2009年一杯で2010年はオブションとなっている。
自身のマネージメントをミハエル・シューマッハのマネジャーとして有名なウィリー・ウェバーに託していることもあり、F1ステップアップには大きな助力になりそうだ。

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トヨタ&ウィリアムズのディフューザーは合法?

2009年シーズンはF1レギュレーションが大きく変更されたことから、とりわけエアロダイナミックス面の処理について各チーム共その解釈が分かれているが、トヨタの新型車『TF109』やウィリアムズの『FW31』についても一部に疑問の声が上がっている。
Williams Toyota FW31 (C)Williams F1
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これについてトヨタ・チームの関係者は「事前にFIA(国際自動車連盟)から解釈について確認を取っている」と、合法であることに自信をみせているが、FIA自体はこうしたことについて公式コメントを発していない。

このままシーズンが始まった場合、場合によっては他チームから抗議が提出されるケースもあり得るが、万一上記2チームが出走禁止などになった場合台数はさらに減少することもある訳で、いずれにしても今季のF1を揺るがせるものになりかねない。

なお同じく疑義が浮上していたフェラーリの新型車『F60』はすでに当該部分を設計変更したと伝えられている。

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骨折のウェバー、来週の合同テストから参加へ

負傷療養中だったレッドブル・レーシングのマーク・ウェバー(32歳:オーストラリア)だが、来週行われるヘレス合同テストに参加の予定であることが明らかとなった。
Mark Webber (C)Redbull Racing
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昨年11月、自身が主唱するチャリティ・イベントでの交通事故により右足を骨折する大怪我を負ったウェバーの現場復帰は、これまで2月18日から始まるバルセロナ合同テストになるとみられていただけに、実現すれば1週間以上早まることになる。

いまのところこのこのヘレス合同テストは2月9日(月)から最大13日(金)までの5日間が予定されていて、マクラーレン、ルノー、トロ・ロッソ、ウィリアムズら各チームに加え、ウェバーの所属するレッドブル・レーシングも今オフ初めての参加が見込まれている。

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F1チーム側、『テスト禁止』の見直しを模策

F1のコスト削減という御旗の元、今年はシーズン中のテストが全て禁止となり、チームの中にはすでにテストチームのスタッフとの契約解除に踏み切ったところもあるとされるが、ここに来てこの合意の見直しを求める動きが出始めている。
Algarve Test Scene (C)Ferrari S.p.A
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とりわけ各チームで問題とされているのが今シーズンから導入される「KERS」(運動エネルギー回収システム)の開発で、もしシーズン中に一切テストができない場合には、レース中にKERSトラブルが続出すると警告する関係者もいる状況だ。

今シーズンは元々出走台数の減少が問題視される中、もし各チームでマシントラブルが続出した場合にはレースを完走するのがホンの数台というケースにもなりかねない。
商業面を司るバーニー・エクレストン氏にとって、これは到底受け入れられないものだ。

現在では、チームの本音は「シーズン中にせめて3回のテストができれば完成度は著しく高くなる」というのが正直なところのようだ。

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2009/02/03

ルノー・チーム、パリでもお披露目&直線テスト

先月、2009年新型車『R29』を発表、直ちにアルガルブ・サーキットでシェイクダウンテストを行ったルノー・チームだが、その後エアロダイナミックス開発のためイギリス国内の飛行場を舞台に直線テストを行い、さらなる熟成を図っている。
Renault『R29』/Paris (C)Renault F1 UK
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また同チームは先週パリに新型車を持ち込み、スタッフ総動員であらためて華やかにお披露目パーティを行った。
(ルノー・チームは主にシャシー部門がイギリスのエンストンで、またエンジン部門がフランスのヴィリーで開発されるなど、英仏両国にまたがっている)

メーカー系チームとしては段トツ(?)の低コスト運営が売り物とされる同チームだが、時代が来たいまこそ、そのパフォーマンスに注目が集まっている。

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シンガポールGP、一部コースレイアウトを変更へ

2008年シーズン、F1史上初のナイトレースとして開催、みごと『モータースポーツ・ファシリティー・オブ・ザ・イヤー』を受賞するなど大成功を収めたシンガポールGPだが、2009年のグランプリに向け、噂通り一部コースレイアウトの変更に乗り出すことがわかった。
2008 Singapore GP (C)Redbull Racing
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これは、同グランプリを開催するシンガポールGP会社の代理責任者であるコリン・シン氏がメディアに発表したもので、ターン1、ターン13、ターン14でオーバーテイクがより多く行われるようにレイアウトを変更、またターン5から7に掛けては路面のバンプ(デコボコ)を改修してより滑らかにするということだ。

同氏によれば、これにより2009年のシンガポールGPはさらにエキサイティングなものになるとのことで、強い自信をみせている。
アジアのレースではお隣のマレーシアGPが初開催以来チケット販売に悩んでいるのに対し、シンガポールGPのほうは初年度から順調な滑り出しをみせている。

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メルセデスはF1参戦継続を承認

マクラーレン・チームへエンジン供給を行っているメルセデス・モータースポーツだが、今後のF1活動について母体であるダイムラー社が正式に承認したことがわかった。
Mercedes V8 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
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これはドイツの『フォーカス』誌が報じたもので、それによればこのほど開かれた同社のの取締役会が継続することについて裁決した結果、3対2の僅差で承認されたというもの。

古くは1950年代にまで遡るメルセデスのF1参戦だが、近年においては1995年からマクラーレン・チームへエンジン供給を開始、現在は同チームの株式も購入し運営にも深く関わっている。

世界的経済不況はいずれの自動車メーカーにも深刻な経営危機を招いているが、これまでのところF1活動をキャンセルしたのは日本のホンダだけに留まっている。

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2009/02/02

エクレストン氏、一転ヨーロッパでのF1開催に回帰?

このところ、マレーシア、バーレーン、中国、シンガポール、そして今年はアブダビと明らかにヨーロッパ地域外でのF1グランプリ開催に移行をみせているバーニー・エクレストン氏だが、ここに来てその姿勢に変化が起きているかも知れない。

アジア・中東地域での新設グランプリが増える一方で、ヨーロッパではドイツの一つが消えた上、フランスはすでに中止、イギリスでの開催も再三消滅が噂に上がるなど冷え込む一方だった。
1991 Portuguese GP (C)Williams F1
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しかしこのほど13年ぶりのポルトガルGP復活を賭けて、開催の意思表示を示したアルガルブ・サーキットについて、思いの他エクレストン氏の反応が良いことに注目が集まっているもの。
そのアルガルブは国際空港から高速道路でのアクセスもわずか50キロ余り、また近くにはホテルなど多くの宿泊施設が充実しているなどポイントは高い。

イギリスGPは2010年にドニントンパークに移ることが決まっているものの、まだ反対運動など障害は解決しておらず、案外その隙を突いてポルトガルGP復活が実現してしまうのかも知れない。

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マクラーレン元代表テディ・メイヤー氏、死去

1日(日)、マクラーレン・チームは同チームの元代表であるテディ・メイヤー氏が30日(金)に死去したことを発表した。
享年73。

Teddy Mayer (C)McLaren Group
マクラーレン・チームは元々自身F1ドライバーだったブルース・マクラーレン氏が1963年に設立したのがスタートだが、1970年に事故死。
メイヤー氏はその後を継いでチームを率い、1974年にはエマーソン・フィティパルディにより、また1976年にはジェームス・ハントの手によりチャンピオンシップを獲得するなど大きな成功を収めた。

その後1982年、英国の大手タバコ会社フィリップ・モリスの支援を得てMP(マルボロ・プロジェクト)計画をロン・デニス氏が立ち上げるとマクラーレン・チームをメイヤー氏から買収、現在に至っている。

この報を受けデニス氏は、「テディ・メイヤーはモータースポーツにおいてほんとうに素晴らしい功績を残した偉大な人間だった。
マクラーレンと、私における現在の成功は、すべてブルースと彼のお陰だと言える。
彼のこの訃報を受け、われわれマクラーレン・グループのすべての人間は、残された彼の家族、そして多くの友人に弔意を表したい」と、述べた。

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モナコGP開催地モンテカルロ、ファンの投票で世界一

F1モナコGPの開催地として知られる地中海岸の小国モナコの都市モンテカルロが、イギリスのファンによる投票で『イギリス国外のスポーツ開催地・世界一』に選ばれたことが英『インディペンデント』紙の報道によりわかった。
Ferrari/1990 Monaco GP (C)Ferrari S.p.A
拡大します
これは『Barclays Seven Sporting Wonders of the World(バークレイ世界スポーツ七不思議)』の調査により選ばれたもので、それによれば2位にはサッカー・FCバルセロナの本拠球場があるスペインのカンプ・ノウが、また3位には北京五輪のメインスタジアムだった中国の北京国家体育場(通称:鳥の巣)が選ばれたという。

なおイギリス国内の施設としては、サッカー聖地イングランドのウェンブリー・スタジアムが1位となっている。

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2009/02/01

マクラーレン&フェラーリ、異例の『共同戦線』

これまでしばしば対立を繰り返してきたF1フィールドの両雄・マクラーレン&フェラーリの両チームが、F1の将来のため異例の共同戦線を組み始めたことが明らかとなった。

これは、先週フェラーリ・チームの広報部門の責任者であるルカ・コラジャンニ氏が英国ワーキングにあるマクラーレン・チームの本拠地であるテクノロジー・センターを訪問、同グループのロン・デニス代表やマーケティング部門の責任者エクレム・サミ氏ら主要スタッフと会合を持ったというもの。
McLaren Technology Center (C)McLaren Group
拡大します
フェラーリ・チームの人間がライバルであるマクラーレン・チームのファクトリーを訪れるのはこれまでに例がなく、会談後記者会見に応じたコラジャンニ氏は、「もし12か月前にあなたが私にこんなことをしろと言ったなら、私は到底これを信じることはできなかっただろう。
それくらい、今回のことはわれわれにとっても信じられない出来事なのだ」と、自身も驚きを隠せない表情で語った。

世界的な経済危機が襲う中、両チームとも対立を続けるよりも、共同で新たな難題に対処せざるを得ない時代になったということか。
これまでのところ、FOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)での活動を中心に両チームの歩調はほぼ揃っているようだ。

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フェラーリ、『F60』の排気口を変更へ

フェラーリ・チームは、先のムジェロ・テストの際他チームから「2009年のレギュレーションに違反しているのでは」との疑問が聞かれたエクゾーストパイプの取り回しについて、これを設計変更する方針であるようだ。
Ferrari『F60』Rear End (C)Ferrari S.p.A
拡大します
今年の規則では、エア・ウィングレットなど空力に影響を及ぼす付加物の装着が禁止されているが、『F60』のエクゾーストパイプはボディからはみ出していて、この意味でレギュレーションに抵触するのではと指摘されていたもの。

なお、同様にマクラーレンの『MP4-24』やトヨタの『TF109』などについてもこれまでのところレギュレーションとの兼ね合いが疑問視されていて、各チーム共FIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターとの間で詳細な摺り合わせを強いられているようだ。

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好評アルガルブ、今度はポルトガルGP復活を目論む

昨年末、ポルトガル南部のポルティマオに完成したアルガルブ・サーキットでは、すでに多くのチームがテストを行い、すこぶる好評を得ているが、今度はここを舞台にポルトガルGP復活の動きまで出てきた。
1995 Portuguese GP (C)Williams F1
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ポルトガルでは1996年のエストリル・サーキットを最後にF1グランプリ開催が途絶えているが、新設のアルガルブを使用するのであれば他のグランプリ開催候補地とは異なりすでにサーキット建設という重要課題がない訳で、バーニー・エクレストン氏の了解が取れれば2010年にも開催は可能と、すこぶる意気軒昂だ。

F1は伝統のヨーロッパ地域からアジア、中東などにその開催地を変えつつあるが、イタリアやフランスで新たな開催気運が高まるなどこのところヨーロッパの元気が著しく良いようだ。

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