次期FIA会長、モズレー氏の可能性さらに強まる
最大の危機と言われたセックス・スキャンダル問題を切り抜け、史上例をみない5選目に向け意欲をみせているとされるマックス・モズレー氏に、さらに有利な状況が生まれつつあるようだ。
Max Mosley (C)RedBull Racing
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これは英『スポックス』が報じたもので、それによれば対抗馬の一人として浮上していたヘルマン・トムクジク氏(58歳:ドイツ)が、次期FIA会長選挙に立候補の意志がないことを表明したというもの。
ドイツ自動車連盟(ADAC:Allgemeiner Deutscher Automobil-Club e.V.)スポーツの副会長だったトムクジク氏は、現在FIA副会長の要職にあり、モズレー会長がスキャンダル問題で揺れた当時はその代役として地道に職務を代行していた。
しかしトムクジク氏は「FIA会長というのはエキサイティングだが実にハードな仕事。
もし私がもっと若かったなら関心を持てたかも知れないが、現在そうした考えてない」と否定。
ただトムクジク氏がまだ58歳なのに対し、モズレー会長はすでに68歳であるというのは逆に皮肉なことだ。
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