「今やF1は史上最大の危機」と、モズレー会長が檄
英国メディアの取材に答えたFIA(国際自動車連盟)のマックス・モズレー会長は、「今やF1は史上最大の危機にある」と現在の状況について強く訴えた。
Checker Flag Image (C)Williams F1
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「いまF1が置かれている状況は、少なくとも私が知る1960年代以降、最悪のもの。
ということは、われわれの誰もが経験したことのないひどいものだということだ。
誰もが知るように、現在のF1はとてつもない費用が掛かりすぎている。
私が考えるところでは、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)から配られる分配金、それにスポンサーから得られるいくらかの資金を加えた程度が適切なチームの費用になるのだと思っている。
いまこの世界的な経済不況で、メーカー系チームはその親会社が大きな経営危機に見舞われている。
これは、このF1がさらなるコスト削減が実現できないならば、多くのチームの撤退ということを意味するものだろう。
F1に関係するすべての人間は、このことを十分に心しなければならない」
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