明暗分かれた? ライコネンとハイドフェルド
12日にFIA(国際自動車連盟)から発表された2009年のF1エントリーリストで明暗を分けた(?)形となったのがフェラーリのキミ・ライコネンとBMWザウバーのニック・ハイドフェルド二人だった。
Nick Heidfeld (C)BMW Sauber F1 Team
拡大します
2008年シーズン、ライコネンは僚友のマッサに22ポイント差をつけられランキング3位。(マッサは2位)
しかし発表された2009年のリストではライコネンが引き続きカーナンバー3を確保、エーストしての立場を守った形。
一方BMWザウバーのハイドフェルドのほうは、昨季僚友クビサに15ポイント差をつけられランキング6位。
(クビサは4位)
チームは両者のカーナンバーを入れ替え、クビサに5番、ハイドフェルドには6番を与え、結果的にエースを入れ替える形とした。
2000年にF1デビューを果たし、今年で10年目を迎えるベテランのハイドフェルドにとって、F1経験がまだ実質2年余りしかないクビサに後れを取るのはおそらく不本意なことだろう。
なおFIAはすでにF1撤退を表明したホンダ・チームの枠もカーナンバー18・19として確保。
新チームが成立した場合、2009年のグリッドにすんなり着けるよう配慮を示した。
(これ以上出走台数の減少を容認できないという意味もある?)
| 固定リンク
最近のコメント