エクレストン氏、世界的経済危機にも楽観見通し示す
FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表としてF1の全商業面を取り仕切るバーニー・エクレストン氏は、ホンダ・チームの突然の撤退などF1の世界にも大きな影響を及ぼし始めている世界経済危機について、しかし「F1に大きな影響はない」との楽観的な見通しを英紙で示した。
B.Ecclestone & F.Briatore (C)Renault F1 UK
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「この世界経済危機が自動車産業を含め経済界に広く影響を与えることは確実なことだ。
しかし私はこれがF1にタイして深刻な影響を及ぼすとは考えていないよ。
私が知る限り、2009年シーズンはすべてのレースでチケットが完売になる見通しだ。
さらにわれわれは『LG』や『DHL』といった巨大企業と新たな契約を結んでみせた。
理由は簡単、世界で広告をしようとする者にとって、F1は極めて有効で、そして安価な媒体だからだ。
F1は今シーズンもさらに充実・発展していくことだろう」
ちなみにエクレストン氏によれば、2008年シーズンにチケットが実質完売になったのは全18戦中、カナダ、イギリス、シンガポール、そしてブラジルGPの4イベントだけだったという。
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