見通しはクリアでない? ルノー・チームの将来
フェルナンド・アロンソというチャンピオンを擁し、非力と言われながらも2008年シーズンはシンガポール&日本GPと連勝するなどその存在感を示したルノー・チームだが、将来に向けては依然として厳しい状況が続くことになりそうだ。
Bernard Rey (C)Renault F1 UK
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同チームのスポークスマンは英『ニュース・オブ・ザ・ワールド』紙に対し、「F1がコスト削減に向けて大きく動き出したことは歓迎する。
しかし、折りからの世界的経済危機はまだまだこれでかわせるようなたやすいものでは決してない。
もしグローバルな状況に改善がみられないのであれば、フランスの自動車メーカー(ルノー)はこのスポーツからの撤退を余儀なくされることだろう」と、語っている。
また一昨年、前任のアラン・ダサス氏からルノー・チームCEOのポジションに就いたベルナール・レイ氏も、「とりあえず本社から約束されているのは2009年シーズンのみ。
2010年についてはアロンソの立場だけでなく、われわれだって保証されていない」と、危機感を煽った。
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