ブラウン代表、古巣フェラーリにエンジン供給要望
親会社であるホンダの突然の撤退方針により、目下チーム存続に向け売却先との交渉に奔走しているロス・ブラウン代表だが、交渉のガンになっているのがエンジンのようだ。
というのも、ホンダはすでに工場設備やスタッフ、開発途中である2009年マシンは合わせて売却するとしたものの、肝心のエンジンについては現有の物のみで今後の製作・供給を否定していてフルシーズンを戦う見通しが立たないためだ。
Ros Brawn (C)Honda Racing
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このため、ブラウン代表は古巣であるフェラーリ・チームにコンタクト、エンジン供給を要望していると、伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙らが伝えているもの。
同氏によればまだフェラーリ側から回答はないものの、十分に脈はあるとの楽観的見通しを示しているとされる。
なおホンダ・チームの売却先について、このフェラーリ・エンジン搭載の可能性も含め同チームのスーパーバイザーを務めるミハエル・シューマッハの名前まで挙がり始めているが、同氏のスポークスウーマンであるサビーネ・ケーム嬢はこれを否定している。
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