アロンソ(ルノー)、減量で意欲みせる
F1レースはその性格上マシンの重量がスポーツとして大きな要素となるが、今シーズンは「KERS」(運動エネルギー回収システム)の導入によりこれまでと比べ実質かなりの重量増になるものと推定されている。
Fernando Alonso/Kenya (C)Renault F1 UK
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そこで今シーズン、KERSシステムを搭載する重量増分を稼ぐため各チームの首脳がドライバーに対し命じるのが『減量』ということになる。
F1マシンは現在レギュレーションで『ドライバーを含め600キロ以上』と定められているが、実際のマシン重量は500キロ少々であるとみられ、残りはバラストを積んで調整しているのが実情と言われている。
このためドライバーの体重が少なければ、その分エンジニアの裁量範囲が増すことになる訳だ。
フェルナンド・アロンソの理学療法士であるファブリツィオ・ボッラ氏は、スペインの『ディアリオAS』紙に対し、アロンソが自転車トレーニング等により昨シーズン末と比べ3キロ以上の減量に成功し、現在約67キロにまでなったと説明している。
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