マイク・ガスコイン氏、フォース・インディア提訴
フォース・インディア・チームでこれまでの2年間チーフ・テクニカル・オフィサーの要職を務めたマイク・ガスコイン氏が、チームに対し、昨年末行われた解雇を不満として裁判を起こした。
Mike Gascoyne (C)Ex.Spyker F1
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トヨタ・チームを離脱したあと、ガスコイン氏はフォース・インディアと3年契約を結んだが、昨年11月に1年早くチームから契約終了を通達された。
しかしこれについて契約打ち切りを不服とするガスコイン氏は、総額200万ポンド(約2億6千万円)もの損害賠償を求め、今回ロンドンの高等法院に訴状を提出したもの。
同チームでは今シーズン、チーム代表であるヴィジャイ・マルヤ氏の意向からからマクラーレン・メルセデスとの間でテクニカル・パートナーシップ契約を締結、搭載エンジンもメルセデスのものに変更されることになっているが、今回の提訴について同氏は「チームのこれまでの成績を考えれば、技術的に明確なる説明責任が果たされなければならないだろう。
私にはチームの最終責任者として、チームが成功を収めるためさらなる自身の関与の拡大が必要だった」と、説明している。
ガスコイン氏はフェルナンド・アロンソが世界タイトルを獲得した当時ルノー・チームの技術的責任者で、その手腕には高い評価が与えられていたものの、トヨタ・チームでの4年間に続き不本意な状況が続く結果となった。
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