FIA、セーフティカー規則変更、改善に自信
FIA(国際自動車連盟)のF1レースディレクターであるチャーリー・ホワイティング氏は、2009年シーズンに向けかねて問題点が指摘されていたレース中のセーフティカー導入に関する規定やシステムの変更について次のように改善したことを明らかにした。
Pit Stop Image (C)Williams F1
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それによれば2007年に改定された部分を再び従来のものに戻し、基本的にセーフティカー導入時にはピットはオープンとし、今季はいつでもピットインが可能になるという。
また各車共通のECU(エンジン・コントロール・ユニット)を活用することにより、すべてのドライバーがオンボードでセーフティカーの導入とそのコース上での位置を把握できるようにするということだ。
同氏はこれにより「これまで幾度となく繰り返されたピットストップ時のペナルティを回避することができる」と、改善に自信を示す一方、「人々は変化するためにそれまでの誤りを認めなければならない」と、このところのFIAの規則変更が迷走したことを自ら認めた。
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