フェラーリ社長、F1から離脱のデニス氏にエール
マクラーレン・チームは16日(金)行われた2009年新型車発表の席で、これまで長くF1最前線でチームを率いてきたロン・デニス代表が、F1の現場から離脱することを発表したが、これを受けライバル・チームの筆頭であるフィアット/フェラーリ・グループのルカ・モンテツェモロ社長が次のようにエールを送った。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
拡大します
「知られているように、われわれとマクラーレン・チームとの間にはしばしば衝突や論争があったのは事実だ。
しかし個人的には私はデニスを心から尊敬している。
彼は常に英国人らしい紳士であり続けたし、彼がこの数十年どれだけF1のために尽くしてきたかは誰もが知っていることだろう。
今後、彼が現場からは離れるとしても、F1との関わりをすべて断つとは思っていないし、これからも活躍してくれるよう祈っているよ」
マクラーレン・チームはこれまでコンストラクターズ・タイトルを通算8回獲得。
これはフェラーリの15回、ウィリアムズの9回に次ぐ歴代3位になるものだ。
| 固定リンク