エクレストン氏、今度は「3台目の出走OK」
FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏自身、交渉の成功に尽力しているとしながらも、一向にホンダ・チームの売却については出口が見えないままだ。
Image (C)BMW Sauber F1
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このまま行くと、3月の開幕戦メルボルンのグリッドには9チーム18台しか並ばないことになるが、これについて同氏は今度「大手チームについては3台目の出走を考えてもよい」と、新たな提案を示し始めた。
「大手メーカー系チームは、自身のチームの2台だけでなく他のチームにエンジンや主要コンポーネンツを供給しているのだから、それを考えればある程度余力はある筈だ。
こうした緊急事態を受け、F1は考えを新たにしてもいい」と、同氏は独『DPA』通信に語った。
しかしこうした言動について、『F1の商業面を司るエクレストン氏がテレビ放映権やグランプリ主催者に対し最低20台の出走を保証しているため』という見方についてはあらためて否定した。
F1史上、1チームが3台以上のマシンを走らせたことは別に例外ではないが、近年は出走料やポイントの付与、これに伴う賞金の分配などの問題から実現していない。
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