トヨタ アルガルブ・テスト2日目の模様(1/20)
悪天候の下、トゥルーリが懸命にテスト走行実施
パナソニック・トヨタ・レーシングの新型車、TF109のテスト走行が前日に引き続き20日、ポルトガルのアルガルベ・モーター・パークで行われた。
19日に初のテスト走行を終えた小林可夢偉に代わり、テスト走行2日目にステアリングを握ったのはヤルノ・トゥルーリ。
走行開始直前から激しい雨が降り始め、トゥルーリは、テスト走行でTF109に関する初期データをできるだけ収集する予定だったが、参加した全チームのテストに影響を及ぼすほどの時にあられを伴う悪天候の下、何とか懸命に30周の走行をこなした。
21日は、ティモ・グロックがTF109のテスト走行を行う。
Jarno Trulli (C)Panasonic Toyota Racing
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ヤルノ・トゥルーリ:TF109-01
ベストラップ:1分42.399秒 順位:3位 周回数:30周
「今日はサーキットの状態が良くなかったので、TF109の初走行の感想を述べるのは難しい。
とてもウェットな路面だったため、まったくグリップがきかなかった。
もっと周回を重ねたかったが、かなわず残念だ。
明日、ティモ・グロックが走る時には天候が良くなり、TF109の性能を更につかめることを望む」
パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「今日は天候がすべてを左右した。
降雨に合わせた走行をしなければならず、私たちが期待したほどのテストを実施できなかった。
しかし、もし今後のプレシーズンテスト期間中に雨が降らないとすれば、本日のウェットコンディションでのデータ収集は収穫だったと言えるだろう。
今日は何のトラブルもなく走行を終えられた。
着実に、TF109への理解が深まっていくことは、興味深い体験で、これまでの進捗に満足している。
明日は、もう少し良い天候のもと、更に走行距離を延ばしたい」
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