トヨタ アルガルブ・テスト最終日の模様(1/22)
合同テスト最終日は悪天候のため、テスト走行中止
パナソニック・トヨタ・レーシングは22日、ポルトガルのアルガルベ・モーター・パークで行われた、4日間にわたるシーズン初のF1合同テストを無事終了した。
悪天候のため、最終日のテストは中止。
前日に引き続きティモ・グロックが新型車TF109のテストを担当したが、一日中降り続く雨に、予定されていたセットアップやメカニックのテストプログラムの断念を余儀なくされた。
ずぶ濡れの路面にもかかわらず、午前9時、グロックはインスタレーションラップを終えた。
しかし、ドクターヘリが飛べず、スタートライトが赤になり、午前10時からのテスト走行は中断となった。
その後も天候は回復せず、午後4時、テストの中止が決定。
次のF1合同テストは2月10日から、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる。
ティモ・グロック: TF109-01
ベストラップ:(記録なし) 順位:(記録なし) 周回数:1周
「このような形で合同テストを終えるのは残念だが、どうすることもできない。
他のチームも同じだろう。
少なくとも、次のバーレーンテストでは、新型車の確認に必要な、好天候と走行距離が期待できそうだ」
Pascal Vasselon (C)Toyota Racing
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パスカル・バセロン:シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「今日は全くテストにならなかった。
ドクターヘリさえ飛べば、今日のような難しい天候でも、もう少しテストをこなせたはずだった。
しかし、スタートの合図が出ず、ピットに足止めをくい、予定していた成果があげられなかった。
収穫が多い日ではなかった。
シーズンの予想をするには明らかに早すぎるが、ウェット路面とドライ路面の両方で競争力を発揮でき、初のプレシーズンテストの印象は全体的に良かった。
欲を言えば、今週のテスト全体で、ドライ路面でのテスト走行がとても少なかったことは、残念だ」
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