トヨタ アルガルブ・テスト1日目の模様(1/19)
シーズンに向け公式テスト走行を開始
2009年のシーズンを前に、パナソニック・トヨタ・レーシングは19日、ポルトガルのアルガルベ・モーター・パークで、公式のテスト走行を開始。
残念ながら、午後を中心に、風と雨がテストプログラムの妨げることとなってしまったが、小林可夢偉が、先週ウェブサイトwww.tf109-premiere.comで初披露された新型車TF109のサーキット走行を行った。
前日の18日にも、トラブルもなく順調にTF109を走らせた小林は、新型車のパフォーマンスを確かめ、情報を集めるとともに、今週初めてサーキットで使用された運動エネルギー回生システム(KERS)のテストをこなし続けた。
残念ながら、特に午後は風雨が強まり、予定のテストが妨げられ、明日20日はヤルノ・トゥルーリがテスト走行を行う。
小林 可夢偉 (C)Panasonic Toyota Racing
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小林可夢偉 :TF109-02
ベストラップ:1分50.989秒 順位:5位 周回数:46周
「今日は上手く行き、新型車にも満足だった。
KERSを搭載した車を初めて走らせるのは興味深い体験であり、同システムへの私たちの理解が更に深まった。
アルガルベ・モーター・パークのサーキットは初めて走ったが、コースレイアウトは実にエキサイティングで、ドライバーにとって走りがいがあり、とてもいい印象を受けた。
しかし、特に午後は、テストに適する天候にはほど遠く、予定していたテストは実施できなかった」
パスカル・バセロン :シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャー
「シーズン前のテスト走行で、新型車のデビューを見るのは、いつでもエキサイティングな瞬間で、大幅なレギュレーションの改正があった今年は特にそうだ。
全般的に、新型車TF109のこれまでの結果には満足しており、今シーズンに大いに期待したい。
もちろん、オフシーズン中の、しかも良くない天候の下、他チームとの比較を精緻に行うのは難しい。
新型車で通常実施するテスト以外に、今日は、KERSのテストを再び行った。
これはF1にとって新しい技術であり、学ばなければならないことがたくさんあるが、私たちは今回の初テストのために、TMGのファクトリーで多くの重要な情報を集め、充分に準備をしてきた」
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