ワルドシュミット(トヨタTDP)、バーレーンでF1初テスト
トヨタ・チームの育成プログラムであるTDPドライバーの一人、ヘンキ・ワルドシュミット(20歳:オランダ)が、バーレーン・サーキットで行われた同チームのテストで自身初めてとなるF1ドライブを果たした。
Henki Waldschmidt (C)Panasonic Toyota Racing
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マシンを降りたワルドシュミットは「初めてF1カーをテストする機会を与えてくれたパナソニック・トヨタ・レーシングに非常に感謝している。
とてもファンタスティックな経験だったし、多くのことを学ぶことができた。
自分が運転し慣れているレースカーと比べると、TF108のパフォーマンスは信じられないほど素晴らしい。
TF108のパワーやブレーキ及びダウンフォースを経験できたことは、私のキャリアにおいて非常に役立つだろうね。
また、チームがどれだけプロフェッショナルかを目の当たりにして非常に感銘を受けたし、なぜ彼らが昨年から大きな進歩を遂げたのかが理解できるよ。
彼らは、私が準備するために必要な多くの情報を毎日与えてくれ、クルマに対する理解を深める手助けをしてくれた。
バーレーンのサーキットにはあまり馴染みがないから、水曜日にはかなり勉強したけれど、全般に自分のパフォーマンスには満足しているよ」と、語っている。
時期やコンディション等が異なるものの、ワルドシュミットのベストタイムは初体験ながら今年のバーレーンGPでヤルノ・トゥルーリがマークした予選タイムに1.5秒と迫る好タイムということで、その能力の高さを示した形となった。
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