ホンダの売却先にリチャーズ氏(プロドライブ)の名前浮上
突如チームの閉鎖を決めたホンダ・チームだが、ニック・フライ/CEOは「すでに3つのルートから打診がある」として、チーム売却の可能性を示している。
その詳細については明確にされていないが、イギリス国内の報道ではその一つがホンダ・チームの前身であるB.A.Rチームの代表だったデビッド・リチャーズ氏ではないかとされている。
David Richards & Jenson Button (C)Honda Racing
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リチャーズ氏率いるプロドライブ社は、WRC(世界ラリー選手権)でスバル・チームを走らせ大成功を収めたあと、同氏はベネトンを経てF1に転向、のちB.A.Rチームを率いたがホンダが完全運営するようになってからは更迭され、ニック・フライ氏と交代していた。
その後プロドライブ社は2008年に新たなF1チーム候補としてFIA(国際自動車連盟)から承認されたものの、マクラーレンを予定していたカスタマーシャシー問題が解決されず、F1参入を断念していた。
なお現ホンダのバトンとは共に戦った仲、また佐藤琢磨がB.A.Rチームで走った当時の上司でもある。
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