マッサ、「ドライバーの賃金カットは誤り」
フェラーリ・チームのフェリッペ・マッサ(27歳:ブラジル)は、同チームのボスであるルカ・モンテツェモロ氏が先に語った、「ドライバー賃金のカット」は誤りであると鋭く指摘した。
同案については、チームのステファーノ・ドメニカリ代表も伊『アウトスプリント』誌に対し「われわれも含め、F1チームの人件費というものも見直される必要がある」と語り、モンテツェモロ氏の意見に同調している。
Felipe Massa (C)Ferrari S.p.A
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しかしこれについてマッサは、「F1のような激しいバトルを演じるスポーツにおいては、基本的にドライバーというものが最も重要な役割を果たすことになる。
それにチーム全体のコストと比べれば、ドライバーが手にする金額というのはホンの小さなものに過ぎないし、まずこれをカットするというのは誤ったことだ。
何よりF1のコスト削減はもっと広い視野でみんなが考えるべきこと」と、指摘。
ただマッサも、FIAが主導したコスト削減のためのF1エンジン統一化案については「フェラーリが他社のエンジンで走っていたら、それはもうフェラーリじゃないよ」と、否定的な見方を示した。
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