メキシコ富豪もホンダ・チーム買収に関心
少なくとも3つの候補があるとされたホンダ・チームの買収候補だが、デビッド・リチャーズ氏のプロドライブ社に続き、もう一つの名前が明らかになってきた。
Image (C)Honda Racing
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それはメキシコの富豪で大手通信会社『テルメックス』を率いるカルロス・スリム・ヘル氏(68歳)。
英紙によれば、すでにスリム氏が先週ホンダ・チームの本拠地であるブラックリーのファクトリーを訪問したということだ。
レバノンから移住したキリスト教徒の子息として生まれたスリム氏は、メキシコで事業に成功させた後、メキシコの国営だった『テルメックス』が民営化された際に同社の経営にも参画、さらに資産を拡大した。
2008年版の世界長者番付では、保有資産がマイクロソフト社のビル・ゲイツ氏をも上廻ると報告されている。
なお、ホンダ・チーム撤退報道以前に来季ドライバー候補に挙げられたブルーノ・セナ(24歳:ブラジル)に対し、テルメックスの子会社である『エンブラテル社』がスポンサーとなっていることも注目に値しそうだ。
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