経済不況、マクラーレン・チームにも大打撃
折りからの世界的経済不況はホンダ・チームを撤退にまで追い込んで衝撃を与えたが、今シーズン9シーズンぶりチャンピオンに返り咲いたマクラーレン・チームにも大きな影響を及ぼしそうだ。
McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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同チームのロン・デニス代表は、来シーズン最悪チームの収益が3分の一程度減少するとの見通しを英紙の取材に明らかにしたもの。
それによればチームの収入で大きなシェアを占める企業の広告費が、この不況で大きく削減される可能性があるという。
同チームの株式はメルセデス・ベンツ(ダイムラー社)が全体の40%、バーレーンの投資会社が30%、残りの30%をロン・デニス代表らが所有しているため、ホンダのように一企業の業績不振で直ちに撤退となることはないとみられるが、マクラーレンのように裕福とみられるチームでも危機が訪れているのは間違いないようだ。
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