フェラーリ、『KERS』開発の遅れ認める
2009年シーズン開幕に向け、F1各チームは「KERS」(運動エネルギー回収システム)の開発に余念がないが、2年連続のコンストラクターズ・チャンピオンに輝いたフェラーリ・チームは自らこのシステムの開発が遅れていることを認めた。
Ferrari Mugello Test (C)Ferrari S.p.A
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これは同チームのテクニカル・ディレクターであるアルド・コスタ氏が伊『アウトスプリント』誌に明らかにしたもので、それによればシステムの開発は予定より相当遅れていて、3月の開幕戦に投入できるかどうかはギリギリ2月のテスト終了時点で判断されるとのこと。
しかし関係者の話によれば、現状到底開幕戦に間に合う状況ではないということだ。
なおKERSは当初の予定が先頃急に変更され、2009年シーズンの投入については義務化が外れることになったが、これもまた例によりFIA(国際自動車連盟)のフェラーリ贔屓が繰り返されたとみられても仕方ないことのようだ。
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