モンテツェモロ氏、F1存続に向けさらに大胆発言
F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)の代表としてこのところ目覚ましい存在感をみせているルカ・モンテツェモロ氏(フェラーリ)が、さらなる大胆発言を続けて注目を集めている。
Luca di Montezemolo (C)Ferrari S.p.A
拡大します
英『オートスポーツ』誌らが伝えるところによれば、同氏はF1の商業権を一手に取り仕切るFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン氏に対し、チーム側の取り分増額を強く要求する意向を明らかにしているとのこと。
「一番大事な収入金額すら明らかにされないプロスポーツというのは明らかにおかしいだろう。
サッカーだって野球だって、みんなクリアにしているではないか。
エクレストンはいったいどれだけ手にしているんだ。
あるいはF1にもプロ野球コミッショナーのような存在が必要になるかも知れない」と、牽制を掛けた。
また同氏はF1ドライバーの契約金についても「F1自体が存続できるかどうかというこんな危機的状況においては、ドライバーの契約金も見直されて当然」と、言及。
F1ドライバーの契約金については一切明らかにされていないが、ウィリアムズの中嶋一貴が1億円に届かないとみられるのに対し、フェラーリのキミ・ライコネンなどは年間30億円超とも言われている。
| 固定リンク
最近のコメント